最高裁判所裁判官の暴走を許さない

最高裁判所裁判官の国民審査は、衆議院選挙の時の「ついでに」ならないようにしましょう。辞めさせるのは国民の権利です。

再び裁判員制度を無視する判決

2020-01-29 19:37:39 | 日記
NHKの報道です
NHKの報道です。
淡路島男女5人殺害事件 死刑判決取り消し無期懲役 大阪高裁

兵庫県洲本市の平野達彦被告(45)は平成27年3月、自宅近くに住んでいた二家族の男女5人をナイフで刺して殺害したとして殺人などの罪に問われました。
1審の裁判員裁判は「被告は長期間の向精神薬の服用による精神障害があったものの犯行には大きな影響がなかった」とした精神鑑定の結果を踏まえ、完全な責任能力があったと判断し、死刑を言い渡していました。
被告側が控訴して行われた27日の2審の判決で、大阪高等裁判所の村山浩昭裁判長は「1審段階までの精神鑑定は薬物の使用をやめたあとも妄想などの症状が続いていることを説明できず信用できない」と指摘しました。
そして2審で新たに行われた精神鑑定が被告には「妄想性障害」があり、犯行に大きな影響を与えたとしたことを踏まえ「犯行当時、責任能力が著しく低下した心神耗弱の状態だった」と判断して1審の死刑を取り消し、無期懲役を言い渡しました。


産経新聞の報道です
平野被告に対しては起訴前と起訴後の2度にわたり精神鑑定が行われており、最大の争点は刑事責任能力。検察側は論告で「鑑定した2人の医師はいずれも犯行時の精神状況は正常だったと証言した」と指摘。事件前にサバイバルナイフを購入したり、殺人罪の量刑をインターネットで調べたりしていたことを挙げ、「犯行には計画性があり、合理的な判断に基づいて行われた」と強調した。

1審で責任能力ありと認めていますが、高裁で心神耗弱になっています。どうしてこのようなウルトラC的な判決になったのでしょうか。
判決を出したのは村山浩昭裁判長です