教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

高原で出会った蝶たち

2010年09月20日 | 生き物
大切なイベントの作品展が終わりほっと一息・・
歯が痛いことを忘れて甘いものを食べつつ
高原で撮影した生き物の名前を調べる、
久々にまったりのんびりした休日です。



8月末~9月始めに訪れた長野県の高原では
こんな木道をよく歩きました。
よい香り、キラキラした木漏れ日、爽やかな風・・
思い出すだけで心がやすらぎます。



薄暗いこの木道で珍しい蝶に出会いました。
ジャノメチョウの仲間でしょうが
初めて見る蝶です。



目の前にとまってくれました♪



ジャノメチョウ科の蝶は地味な色合いが多いのですが
なかなか明るいトーン・・



翅をひろげてくれました♪
調べたらやはりジャノメチョウの仲間で
ヒメキマダラヒカゲという蝶。
幼虫はクマザサなどを食べるそうです。



晩夏の高原の植物にはたくさんの蝶が訪れていましたが
興奮するほど嬉しかったのが



ヒヨドリバナで吸蜜していたこの蝶!
アサギマダラです~♪
8月初旬、新潟で撮り損ねてがっくりしていたのです。



アサギマダラといえば
一日に数百km!も移動することがあるという
有名な渡りの蝶。夏の間は高原などで過ごし
秋になると南下していくということです。



ひ~らひら舞い、時折翅をひろげたまま滑空する優雅な蝶。
頭の上を飛ぶ姿は光に透けてとても青く見えました。
長距離を移動しながら次の世代へ命をつなぐなんて・・
考えるほどに不思議な仕組みです。

高原にはほかにも美しい蝶がいました。
ひきつづきご紹介いたします☆

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