教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

雨宿り

2010年09月25日 | 生き物
雨がぱらつく朝。
気温も低めなので昆虫は見られないだろうと
思いつつ森を歩いていると



葉陰で雨宿りしているアカボシゴマダラがいました。



放蝶されたという外国産のアカボシゴマダラ
今年は本当によく見かけました。
乾燥と暑さに強いのかもしれません。



大きさはオオムラサキぐらい、迫力があります。



この森では
同じエノキを食草とするゴマダラチョウを
まだ見たことがありませんし、テングチョウは
めったに出会うことがありません。
アカボシゴマダラがいちばん適応力があるのかも。

強い日差しにも強い



キチョウも雨宿り。



普段はこんなふうに翅を閉じてとまることが
多いこのヒカゲチョウも



珍しくこの状態で翅を休めて
厚い雲に隠れた太陽光を少しでも
受けようとしているようでした。

いきなりの気温低下。
森の小さな生き物もそれを支える植物も
驚いているにちがいありません。
大きな影響がなければいいのですが。



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9月最後の教室

2010年09月25日 | 教室風景
突然に寒くなりましたね!
2日前までセミの声を聞いていたのに
変化についていけません・・



作品展が終わってひと段落☆
皆さんは新たな課題に取り組んでいます。



10日ぶりの自然観察の森は恵みの雨で潤っていました。



9月初旬
こんなふうに伸び放題だった原っぱが
手入れされ、とても歩きやすくなっていました。
暑いなか草刈された方はさぞ大変だったことでしょう。



少し見ない間に萩の花が終わりに近づき



大好きなノブドウは色づき始めていました♪



若いノブドウの葉の先に変わった虫がとまっていました。

拡大すると



尻尾が反り返ってサソリみたい!
口はストローのようで変わっている
この虫はシリアゲというそうです。
これは雄で、メスはここまで尻尾が丸まっていないよう。

涼しくて虫は少ないけれど
久しぶりに蚊の襲撃を気にすることなく
のんびり森を散策することができました。



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