教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Mさんの日本画完成

2016年07月14日 | 教室風景
Mさんは春の情景を描かれました。


 日本画 30x30cm

漆塗りの箱につめられた桜の花びらが春風の悪戯でこぼれおち舞って
います。芽吹いたばかりの野原の優しい表現が可憐な桜にぴったりです。
詩情あふれる静かな画面にMさんの春を愛する心があふれています。

近づいてみました。


草丈の短い春野は揉み紙を全体にほどこして細やかに表現されました。
箱に入った花びらや舞う花はごく粗い粒子の岩絵の具を、部分的に胡粉
や線を効果的に用いました。はかなげで味わい深い桜となりました。

Mさんの作品は熟考され選び抜かれた言葉で表された詩のようです。
過去の作品は制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の
中のMさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧ください。


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さわらなくてよかった☆散歩道の出会い

2016年07月14日 | 自然

日差しをさけて足をのばし


涼しげな木漏れ日の道をゆくと


カワトンボがふわっと飛び立ち


見とれることしばし


コクサギの葉の上に種のようなものが落ちているので見上げると


ウルシの仲間に違いない!


どうやらヤマハゼのようです。
何年も同じ道を通っていたのにまったく気がつきませんでした。


実がついているので雌株ですね。
道沿いに生えている雄株の若木には「かぶれることがあるので触れないで」
という看板がついていましたが、この木は大木。
実を割って汁を出したりしなければ大丈夫なのかな?敏感な人は
木の下を通るだけでかぶれることがあるそうですが・・。

紅葉も綺麗なはず。春の花も見たいし、この道での楽しみが増えました。


チョウたちに人気のネズミモチの花にはダイミョウセセリ。

通いなれた道でも気付いていないことがたくさん。
こんな出会いがあれば楽しさ倍増です☆


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