チガヤでしょうか、白い穂をつけたイネ科植物の周辺を優雅に飛ぶ
チョコレート色の蝶がたくさんいました。
ジャノメチョウです。7月に入ったとたん見かけるようになりました。
大柄でゆっくり舞うのに敏感で近づかせてはくれません。
恋のかけひきで夢中になっているときは別。
メスはオスより大きく色が淡いと覚えていたので、オス同士なのかな~
と思っていたのですが稀に裏側の色がオスそっくりのメスがいるのだ
そうです。上にいるのは小柄だけれどメスなのかな?
7月前半はオスばかりに見えました。
眼状紋の中心が青紫色で綺麗です。
上の写真はジャノメチョウのカップルで上がメス。
今年はメスらしいメスにまだ出会っていないので4年前の画像です。
名前に蛇の目、とつく蝶はけっこう多く、身近なところでは
コジャノメ。とても似ているものにヒメジャノメがいます。
ヒメウラナミジャノメは数が多い。
ジャノメチョウ、コジャノメ、ヒメウラナミジャノメの幼虫はススキ、
チヂミザサなどのイネ科植物を食べるというところも似ています。
ヒカゲチョウも凝った蛇の目模様をしています。
地味な色合いでほの暗いところにいる蛇の目模様の蝶たちは
みな大人しく美しく害はないのに、子供の頃は何故忌み嫌ったのか・・。
この蛇の目模様は効果てきめん!敵を欺く素晴らしい意匠ですね。