教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

謎の木の穴から出てきた虎柄の生き物

2017年06月13日 | 生き物

横浜自然観察の森の中で、背後に気配がしたので振り返ると


びっくり!猫でした。
この猫さんも驚いたようで


ささっと立ち去りました。

ずっと気になっていた穴だらけの木がありました。

直径30cmくらいの幹に毎年増えていく穴。。
穴の直径は大きいもので2cmくらい。縦長の楕円です。

この穴何だろう?と思いながら撮影していたら
なんとひとつの穴から木屑があふれ出てきたのです!

何かが出てくる~!



黒と黄色の長い脚が出たり入ったり。
はじめカマドウマかと思いましたが


ハチ?後ろ歩きするように背中側から外に出ました。


お尻が尖っているけれど・・ガガンボのようです。


しばらく周りを歩き回ったあと木の周りをブンブン飛びまわりました。

帰宅して調べるとホリカワクシヒゲガガンボのメスのよう。
食べ物は朽木なのだとか。
たくさんの木屑を落としながら出てきたのは羽化したところなのか
産卵したところなのか食事あとなのか。。
木を割って中を見ればわかるのかもしれません。

ガガンボつながりで・・少し前に別の森で巨大なものを見ました。
あまりの大きさにはじめはカゲロウが飛んでいるのかと思いました。


翅を広げた幅は10cmくらいはあるのでは。
こればミカドガガンボ。日本で一番大きいガガンボだそうです。

ガガンボの類はめったに撮影することがありませんでした。
形が蚊に似ているということもあり、じっと見たくなかった。。
でも今回謎の穴から出てきてくれたことで見方が変わりました。

コメント (6)
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