朝、ホタルの池まで足をのばすと
翅がピカピカ!
羽化したばかりでしょう、ぶらさがって翅を乾かす
オオシオカラトンボたちが見られました。孤軍奮闘していた
クロスジギンヤンマの姿は残念ながらありませんでした。
6月三回目の教室日は朝から晴れて気温が上がりました。
思い通りの世界が見えてくるまで、よい発色が得られるまで
こつこつ丁寧に仕事を重ねてゆきます。
午後にKさんが日本画作品を完成させました。のちほどご紹介して
まいりますのでお楽しみに☆
お昼頃には風がやみ、さらに暑くなりました。
ヒメコウゾの実が色づき始めていました。
桑の実は熟して落ち、ヤマモモの実が熟すのはこれから。
小鳥やリスたちの食べ物が6月の森にあふれています。
雨が降らないのでいくつかのトンボ池は干上がってしまいました。
乾燥に強いというハラビロトンボはまだがんばっています。
クズの葉をむしゃむしゃ食べていたナナフシ
エダナナフシかな?早春頃はよくコナラで幼虫を見たものでしたが
ずいぶん大きくなりました。
ミズキにそっくりなクマノミズキが今花盛りを迎えています。
ミズキとクマノミズキ、姿はとても似ているのですが
ミズキの葉は互生、クマノミズキの葉は対生、花期がひと月
クマノミズキが遅い、というのが見分けポイントだそうです。
すでに青い実をたわわにつけたミズキの葉の裏側を見ると
やっぱり!
卵を守るエサキモンキツノカメムシのお母さんがいました。
レンズを寄せると触角でしっかりガード。
ミズキの葉表にはカップルもおりまだまだドラマが見られそうです。
森は生き物たちの気配に満ちていましたが、暑すぎるのか出会いが
少ないような。。雨が少なすぎるのかもしれません。