教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

雨上がりに素敵な出会い♪

2016年07月21日 | 生き物

木陰ではまだ綺麗に咲き続けている紫陽花がみられました。


この紫陽花の咲き始めは白色でした。咲き進むにつれ青から紫へと変化
していきます。雨上がりはとくに生き生き☆

雨上がりはびしょぬれになる上に飛ぶ生き物が少ないので
あまり期待しないで、でも念のためキョロキョロしながら歩いていたら


おおお!


ツノトンボのメスです~♪
嬉しくてカメラと角度を変えて激写!


名前も姿もトンボのようだけれど違います。触角の先が丸くてかわいい。
ハタハタと飛んでカゲロウのようです。


比較までに、上の画像はハラビロトンボのメス
ツノトンボとは違って、いかにも飛翔力がありそうです。


ママコノシリヌグイが咲き始めていました。
この細かい棘!これでお尻をぬぐう物語を思いつくなんて
呼び名をつけた人の想像力には驚きます。


近くで見ると可愛らしい花です。

短時間の散歩で珍しい生き物に会えるこんな日もある♪
ウキウキして蚊に刺された痒みなど飛んでいってしまいます。

コメント (2)
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蛇の目模様が似ています

2016年07月20日 | 生き物

チガヤでしょうか、白い穂をつけたイネ科植物の周辺を優雅に飛ぶ
チョコレート色の蝶がたくさんいました。


ジャノメチョウです。7月に入ったとたん見かけるようになりました。
大柄でゆっくり舞うのに敏感で近づかせてはくれません。


恋のかけひきで夢中になっているときは別。


メスはオスより大きく色が淡いと覚えていたので、オス同士なのかな~
と思っていたのですが稀に裏側の色がオスそっくりのメスがいるのだ
そうです。上にいるのは小柄だけれどメスなのかな?


7月前半はオスばかりに見えました。
眼状紋の中心が青紫色で綺麗です。


上の写真はジャノメチョウのカップルで上がメス。
今年はメスらしいメスにまだ出会っていないので4年前の画像です。

名前に蛇の目、とつく蝶はけっこう多く、身近なところでは


コジャノメ。とても似ているものにヒメジャノメがいます。


ヒメウラナミジャノメは数が多い。
ジャノメチョウ、コジャノメ、ヒメウラナミジャノメの幼虫はススキ、
チヂミザサなどのイネ科植物を食べるというところも似ています。


ヒカゲチョウも凝った蛇の目模様をしています。

地味な色合いでほの暗いところにいる蛇の目模様の蝶たちは
みな大人しく美しく害はないのに、子供の頃は何故忌み嫌ったのか・・。
この蛇の目模様は効果てきめん!敵を欺く素晴らしい意匠ですね。


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夏色の花たち☆

2016年07月19日 | 散歩

正午。コーヒーがなくなったので買いに出かけました。
暑いときこそ熱いもの!胃をいたわらなければなりません。


関東地方もそろそろ梅雨明けでしょうか。


満開を過ぎたラベンダーの向こうに咲き始めのユリ


オニユリです。蝶がやってこないかな~。


花を落としたセージに珍しくコシアキトンボがとまっていました。
いつも飛び続けているトンボなので、正面顔はめったに撮れません。
この時もオオシオカラトンボとせわしなく追いかけあいをしていました。


丈の小さなヒマワリにポーチュラカ。夏らしい元気な色合い☆


コチャバネセセリが近づかせてくれました。
休んでいる昆虫が多いのはいちばん気温が高い時間帯だからでしょうか。
立ち止まると汗がふきだしてきます。


樹液を出しているクヌギ、見~っけ!
コガタスズメバチとハエだけでしたが、これからが楽しみです。

夏の散策は楽しいけれど体調管理が難しい。この時もつい冷たいものを
食べてしまって後悔したのでした。

コメント (4)
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0歳からのオルガン・コンサート2016

2016年07月19日 | その他

おすすめコンサートをご紹介いたします。





とても人気のある公演なのでチケット購入はお早目に!
昨年、一昨年とも3階席までにぎやかでした。
素晴らしい歌と演奏、楽しい演出に大人も子供たちもノリノリ。あっという間の40分です♪

「0歳からのオルガン・コンサート」


2016年9月2日(金)
一回目:11:00~
二回目:14:00~

横浜みなとみらいホール・大ホール
全席指定 0~小学生は400円、中学生以上600円

横浜みなとみらいホールチケットセンター 045-682-2000
チケットぴあ 0570-02-9999


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カラスザンショウに産卵☆クロアゲハ

2016年07月18日 | 生き物

カラスザンショウの花が咲いていました。


晩秋の実りの時は強い柑橘の香りがするけれど、花はあまり香らない・・
かな?鼻がよくないので自信がありません。


花のまわりをくるくる回り、時々吸蜜していたのはモンキアゲハ


花は高いところに咲いていたので接写はできず。
見上げている間にも花粉がパラパラ落ちてきました。


カラスザンショウの若木にゆっくりクロアゲハが舞い降りてきて


産卵しました!
一度飛び立ちまた舞い戻ってきて


見ている数分の間、この2箇所に卵を産み付けました。


卵はあまり艶のない黄白色。直径1mmほどでしょうか。


母蝶は卵を一枚の葉にひとつ、ゆっくり産み付けていました。
産卵された若木は直射日光があたらず、風通しのよい場所。
慎重に葉を選ぶ姿に母の愛を感じました。

カラスザンショウを幼虫が食べるのはクロアゲハ、モンキアゲハ、
オナガアゲハ、アゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハなど。
この若木の前で見張っていたら他のアゲハの産卵シーンに立ち会えたかも
しれませんね。



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忘れ物をとりに行く休日

2016年07月17日 | 生き物

連休初日。前日の教室で忘れたものをとりに上郷森の家へ行きました。
ミツウマ先丸農業長があってホッ。長靴は大切です。

すぐ帰るつもりでしたが、ふとゴイシジミの存在を確かめることを思いつき
以前生息していると聞いた笹のある場所へ行ってみました。


いない・・・。
無風のなか蚊をはらい、汗をぬぐいつつ葉裏をじっくり探してみましたが
今回も会えませんでした。午前中だったからかな?

時間を気にせずのんびり歩いたので小さな生き物がよく見えました。


ようやくとまってくれたダイミョウセセリ


おちょぼぐちに見えるカマキリの幼体


ハギの花にはキタキチョウやこんな小さなハチが。
お腹側に花粉をたくさんつけていました。


池ではオオシオカラトンボの産卵


木道には以前見たオオモンクロベッコウにそっくりな動きをしていたハチ
やはりクモを狩るハチなのでしょうか。


アオバハゴロモの前にいたのは飴玉のようなヨツボシハムシ


カラムシの葉にのっていて接写したら飛ばずに落ちたこのカミキリムシ。

黄色いビロードのような質感、特徴があるのですぐ名前がわかるだろう
と思ったのですが、カミキリムシも種類が多いのですね。
フタオビミドリトラカミキリ、というものに一番近く思えました。

それにしても車が多いこと、道路が混んでいました~。
お墓参り、レジャー、お仕事?3連休初日から運転疲れして
忘れ物したまぬけな自分を恨めしく思いました。


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7月最後の教室 午後は大雨

2016年07月16日 | 教室風景

早くも7月最後の教室日となりました。子供たちの夏休み期間は
工房が解放されるため、7月の教室は第3週までなのです。


今にも降りだしそうで湿度が高かったこの日。画面の乾きが遅く
手を加えたところの変化はすぐにはわかりません。いつにもまして
ゆっくり少しずつ作業を進めました。

午後1時頃から雷をともなう豪雨となり、あたふたしているうちに
午後の教室風景を撮影するのを忘れてしまいました。

「どうぞよい夏を」「お体に気をつけて~」お仲間どうしご挨拶して
2016年前半の部が終了しました。
長い夏休みがはさまって次回の教室は9月となります。

朝のうちは傘の必要はありませんでした。


念のため上下カッパを着用しましたが歩くと暑い!蒸しむしします。

目の前を横切ったものを追いかけると


ヒグラシでした。
ニイニイゼミに続き、ヒグラシも登場。夏ですね♪
このあとアブラゼミにミンミンゼミ、ツクツクボウシにクマゼミも出てくることでしょう。

クマゼミだけは実物を見たことがないのですが、いるそうです。


ヤマユリもまだ頑張って咲いていました。


ツユムシの前に小さな網を張っているのはナガコガネグモの幼体


見るほどに美しい蛾


ショウジョウトンボが近寄らせてくれました。めったにないこと♪
日差しが弱いと行動もにぶるようです。

夏休み直前、梅雨明け前の森を目に焼き付けました。
次にこの森を訪れるのは2ヵ月後。どのように変化しているのか
楽しみです。


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オオシオカラトンボのカップル

2016年07月15日 | 生き物

早寝早起きを心がけてきた今年の夏。
まだ早寝がうまくいかず寝不足気味でお休みの日は寝坊、の悪循環。
そのためかトンボの羽化シーンに一度も遭遇できていません。


このヤゴの抜け殻は大きめ。ヤンマの仲間のものかな。

8時頃池につくと

キラキラしたものが飛び立ちました。
羽化したてのオオシオカラトンボです。翅が綺麗!
ヤゴが羽化するところを見たければもっと早く来なければいけませんね。


今はこんなオオシオカラトンボのカップルが見られます。
青いほうがオス、黄色い方がメス

このPの字形になったまま飛び、邪魔する他のオスから逃れます。


オスがアタック!それでも離れないままあちこち飛び続けます。

ペアが離れたと思ったら、メスが産卵し始めました。


腹部先端を水に打ち付けて産卵するメスを警護するオス
他のオスにメスをとられないようごく近くを飛んでいます。

水辺の上空では気の強いオオシオカラトンボたちが飛び回っていますが


水草の上にはヤマアカガエルの赤ちゃん♪
水中にはまだオタマジャクシがいます。梅雨の間に皆上陸できるかな?


遅咲きのノリウツギの花にコアオハナムグリなどの甲虫が来ていました。

ヤマカガシが泳いでこないかな~。会いたい生き物がたくさんいます。


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Mさんの日本画完成

2016年07月14日 | 教室風景
Mさんは春の情景を描かれました。


 日本画 30x30cm

漆塗りの箱につめられた桜の花びらが春風の悪戯でこぼれおち舞って
います。芽吹いたばかりの野原の優しい表現が可憐な桜にぴったりです。
詩情あふれる静かな画面にMさんの春を愛する心があふれています。

近づいてみました。


草丈の短い春野は揉み紙を全体にほどこして細やかに表現されました。
箱に入った花びらや舞う花はごく粗い粒子の岩絵の具を、部分的に胡粉
や線を効果的に用いました。はかなげで味わい深い桜となりました。

Mさんの作品は熟考され選び抜かれた言葉で表された詩のようです。
過去の作品は制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の
中のMさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧ください。


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さわらなくてよかった☆散歩道の出会い

2016年07月14日 | 自然

日差しをさけて足をのばし


涼しげな木漏れ日の道をゆくと


カワトンボがふわっと飛び立ち


見とれることしばし


コクサギの葉の上に種のようなものが落ちているので見上げると


ウルシの仲間に違いない!


どうやらヤマハゼのようです。
何年も同じ道を通っていたのにまったく気がつきませんでした。


実がついているので雌株ですね。
道沿いに生えている雄株の若木には「かぶれることがあるので触れないで」
という看板がついていましたが、この木は大木。
実を割って汁を出したりしなければ大丈夫なのかな?敏感な人は
木の下を通るだけでかぶれることがあるそうですが・・。

紅葉も綺麗なはず。春の花も見たいし、この道での楽しみが増えました。


チョウたちに人気のネズミモチの花にはダイミョウセセリ。

通いなれた道でも気付いていないことがたくさん。
こんな出会いがあれば楽しさ倍増です☆


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