教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Uさんの新作水彩画

2016年07月06日 | 教室風景
Uさんは熱海での思い出を描かれました。


「うめ」  水彩画  F6

素朴な味わいの手透き和紙に出会って白梅の老木と組み合わせる
ことを思いつかれたのだとか。野趣に富む紙肌をいかし、滲みを多用
しながら絶妙な筆運びで描かれた梅は凛として風情ある佇まいです。

近づいてみました。

滲み止めが施されていない薄い和紙に戸惑いながらもその性質を
楽しんで自分のものとされました。水彩絵の具をためて線をきかせた
木肌の表現も見事で梅の花から清々しい香りが漂ってくるようです。

画材を楽しみながら常に挑戦し続けるUさん。次の作品も楽しみです。
Uさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の
中のUさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧ください。


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夏の青色オオムラサキ♪

2016年07月06日 | 生き物

天気予報がはずれて気持ちのよい夏空が見られた日


オオムラサキに会いにいきました。


エノキの葉の上からこちらを見下ろしています。


さすが国蝶。悠然と滑空します。


翅に青紫色の部分があるのがオス、茶色っぽくやや体の大きいのがメス

夏場樹液が出ている場所はカブトムシやスズメバチの類がひとり占め
しようと他の昆虫をけちらすのが常ですが、オオムラサキは負けていません!

以前NHKの自然番組「ダーウィンがきた」で、オオムラサキが戦う姿や
幼虫時代からすでに勇ましいのを見てさらに好きになりました。


生き生きとした大きな蛹。近所でよく見るアカボシゴマダラのものに
よく似ているな~と思います。


羽化したてのものがいました。蛹の背中がぱりっと割れるところを
見たいものですがなかなか思い通りにはいきません。

無事に飛び回るオオムラサキの姿が見れてよかった。
ほっとしてまわりを見回すと


大きなナナフシがいました。
撮影しようとしたこちらの気配を敏感に察知して、思いのほかさっさと
逃げてしまいました。

この日は暑いからこその出会いがほかにもたくさんありました。
のちほどご紹介いたします☆


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7月二回目の教室 リスがコブシの実を食べる

2016年07月05日 | 教室風景

7月二回目の教室日も朝からたいへんな蒸し暑さでした。
でもアトリエ内は快適で、この日は多くの作品が完成しました。


この猛暑のなか、規則正しいウォーキングに登山に外でのスケッチ!
そんな皆さんのお話を伺っていると夏バテしてなどいられないと思います。
集中して描くとかなり疲れるもの。日頃の体調管理が大切ですね。


午前中にUさんが水彩画作品を、Nさんが日本画作品を、
午後にはHさんとOさんがパステル画作品を完成されました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

上郷森の家本館ロビーに行ってみると


今年も七夕の笹が飾られ、たくさんの願い事がさげられていました。


タケニグサの花が咲いていました。
子供の頃はよく茎を折りオレンジ色の汁を出して遊びましたが
毒草だそうなので、汁を皮膚につけるのは避けたほうがよいですね。

木陰をえらんで歩いていると


キラキラしたものが飛び立ちました。
羽化したばかりのリスアカネのようです。まだ翅先端の色が薄いですね。


コチャバネセセリも暑そうでした。

ポリポリポリ・・・

頭上から何かをかじる音がして見上げるとコブシの若い実がありました。
秋になれば赤い実が露出しますが


3頭のタイワンリスが夢中になってこの未熟な実を食べていました!
クワ、ヤマモモ、ヒメコウゾと初夏の美味しい実りがなくなってしまって
今リスに人気なのはコブシの実のようです。

森でニイニイゼミの声を聞きました。いよいよ夏本番ですね。


コメント (2)
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紫色に輝く☆ムラサキシジミの産卵

2016年07月04日 | 生き物

昨日はあまりの暑さに、凍らした保冷材を頭頂部と後頭部とおでこに
布で結びつけて制作しました。今年の7月は暑いですね!


森を歩けば蚊の猛攻撃にあいますが、寒くて生き物に会えない冬より
汗だくでも生き物との出会いが多い夏のほうがずっといい!


夏になって大好きなムラサキシジミによく会うようになりました。


切り倒されたアラカシ(たぶん)のひこばえのまわりを
ムラサキシジミが執拗にゆっくり飛んでいました。


産卵したようです!


産みたて卵は大きさ直径1mmほど、淡い黄緑色


近づいてみると規則正しい凹凸が見られました。


お母さん、おつかれさま。
母蝶は産卵場所を慎重に探してひとつひとつゆっくり産んでいて
同じ葉にまとめて産むということはしないようでした。

時々見に来れば、幼虫とアリのやりとりを観察できるかな?
馴染み深い蝶ですが初めて卵を確認できて嬉しくなりました。


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山手西洋館で涼む午後

2016年07月03日 | 散歩

ブラフ18番館で石川さんの作品展を拝見したあと
本館のほうに向かうとハープの音色が聞こえてきました。


心地よい調べを聴きながら廊下に飾られていた七夕の笹に
願い事を書いて吊るし(短冊と鉛筆が置いてありました)、
それぞれのお部屋を見学。

建築やインテリアが好きな友は写真を撮り続け、あまりにも心地よいので
ここで長時間過ごしました。

外に出ると暑い!


青い花が多いね~!こだわりをもって撮影する友。


このルリマツリにアガパンサス、キキョウに紫陽花にラベンダー。
青紫色の花が花盛りでした。

ブラフ18番館を出たあと隣の外交官の家に行き、山手教会の前をとおり
ベーリックホールへ。結婚披露宴で賑やかなホールには入らず


エリスマン邸に着きました。
この時点で15時30分、もう汗だく。

以前お友達のブログ「クリンの広場」で教えてもらった
山手111番館の“ローズガーデンえの木てい”で
お茶する予定だったのに、そこまで行く時間と気力がない・・。

今回はエリスマン邸内にある“しょうゆ・きゃふぇ”で休憩することに
しました。


はぁ生き返った・・。二人ともしょうゆとは関係ないものをたのみました。
窓の外には元町公園の濃い緑が見え、アゲハが飛んでいたので
公園の中を通って元町に出ることにしました。

途中、いろいろな猫に会いました。


健康そうな美トラさん、人懐っこい♪


柵も身軽に飛び越えて、集会に行くんでしょうか?


蚊に刺されながらも木陰の中を気持ちよく歩いてあっというまに元町へ。

今度は元町から港の見える丘公園に回ってもよいね~と話しながら
セールが始まったばかりの元町通りをぶらぶら。
喜久家洋菓子本舗でクッキーを購入してから駅に急ぎました。
本当はサバリンやラムボールにしたかったけれど、6時から横浜で
会合の予定があったのでなくなく断念しました。

夜は、会うのが高校卒業以来という友人と大笑いして盛り沢山の一日。。
明日からまた頑張ろうと思えたのでした。

コメント (4)
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石川町から徒歩3分

2016年07月03日 | その他

気持ちよく晴れ上がった午後。
友人S子と石川町の南口で待ち合わせました。
駅の階段を下りて右、郵便局を左に見て坂を上がると本日の目的地


山手・イタリア山庭園「ブラフ18番館」に到着しました。
石川駅から数分。とても近いです。
こちらで開催中の「石川美枝子 作品展」に伺いました。


外観はもちろん内観も味わい深く美しいブラフ18番館。

さまざまなアゲハ蝶が訪れる花盛りのアガパンサスを味わいながら
お庭を歩いてゆくと


作品展が開催されている棟が見えました。


玄関に入ってスリッパをはき、ガラス張りの明るい展示空間へ。


7月2日から始まった作品展は大盛況でした。

石川さんにご了解いただいて作品展のほんの一部をご紹介☆


たいへんな作品数です。
バラエティに富んだ力強い陶芸作品、清々しい味わいの日本画、
丹精こめられた刺繍作品、華麗な磁器人形。


石川さんの情熱的な世界に友人と感心することしきり。
生命力あふれる作品ばかりで、空間は明るい力に満ちていました。






刺繍・磁器人形・陶芸・日本画。多才な石川美枝子さんの世界が広がる作品展です。

石川美枝子 作品展
2016年7月2日(土)~7月5日(火)
10時~16時

会場:ブラフ18番館(山手・イタリア山庭園)
横浜市中区山手町16
045-662-6318

石川町駅南口より徒歩5分、または
桜木町駅より神奈中バス11系統「イタリア山庭園」下車、徒歩2分


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7月最初の教室 ヤマユリの季節

2016年07月02日 | 教室風景

7月最初の教室日は曇りのち晴れ。風がなく気温と湿度が高いので
動くと息苦しいような蒸し暑い一日でした。


用紙の水張り、骨描き、墨入れ、地塗り、描きこみ。あとあとトラブルの
原因にならないよう、どの段階の作業も丁寧に進めていきます。


11月の作品展に向けて、展示する作品の構成や額を考えたり。
今から取りくんでおけば期日間近であわてることはなく安心ですね。


上郷森の家へ続く坂道でも森の中でもヤマユリが見られました。


毎年この時期に撮影していた通路沿いのヤマユリはすべてなくなって
見上げる高さにあるものだけが残っていました。
この森にあるものは採集してはいけないのに。以前サルトリイバラや
ツルウメモドキを刈り取って大量に持ち帰っている人を見たことがあります。
夫婦連れで鎌をふるっているし、私に注意する勇気はありませんでした。。

あまりの蒸し暑さに息を切らして歩いていると

ヤマトシジミ♪久しぶりに会えました。珍しくないシジミチョウですが
この森ではルリシジミやツバメシジミよりは数が少なく感じられます。


上のヤマトシジミが翅をひろげてくれました。

暑い・・・ふと見上げると

珍しい!
いつも飛び回ってばかりのコシアキトンボが枝にとまっていました。


白く輝く牙をカチカチさせながら動き回っていたハンミョウ
獲物を捕まえるところを捕らえるべく動画の準備をして待ちましたが
アリなどにも反応せず。相手を探していたのかな?

7月に入った途端、涼しい風はなくなっていよいよ真夏。
歩くと汗だく!何処かしらが痒くなる季節の到来です。


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石川美枝子 作品展 のお知らせ

2016年07月02日 | その他

本日10時よりはじまります。
横浜・山手の洋館で開催される石川美枝子さんの作品展のお知らせです。





刺繍・磁器人形・陶芸・日本画。多才な石川美枝子さんの世界が広がる作品展です。

石川美枝子 作品展
2016年7月2日(土)~7月5日(火)
10時~16時

会場:ブラフ18番館(山手・イタリア山庭園)
横浜市中区山手町16
045-662-6318

石川町駅南口より徒歩5分、または
桜木町駅より神奈中バス11系統「イタリア山庭園」下車、徒歩2分


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梅雨の晴れ間の川沿いさんぽ

2016年07月01日 | 生き物
川沿いの道は丈高い草に覆われ大部分が枯れ色になりましたが


太陽が顔を出せばいろいろな蝶がやってきます。


飛んでも同じ場所に帰ってきたツマグロヒョウモンのオス


すばしっこいキマダラセセリ


クズの葉上にヒメウラナミジャノメと


コミスジ


いちばん多いベニシジミ
この通りは幼虫の食草のギシギシやスイバが多いので
以前産卵も観察させてもらいました。


スジグロシロチョウはいつもゆったりのんびり。

年に何度か草刈りをされるのに真夏になれば草ボウボウで
通行不可になるこの道。野生の動植物のたくましさに毎年感動するのです。


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