群馬の旅3日目で念願の奥日光へ。
車で赤沼→赤沼から低公害バスで小田代原に行きぐるっと歩く
はずが、小田代原を半分も行かないうちにお手洗いに引き返しました。
結果、反対まわりで歩きで赤沼に帰りましたが・・復路もバスに乗るべきでした。
私と姉はともかく母は疲労困憊、申し訳ないことをしました。
高原ならではの山野草に心ひかれてなかなか前へ進めない♪
小さな小さなランの仲間。ミヤマモジズリでしょうか。
愛らしいウスノキの赤い実
8月末、ちょうどソバナが花盛りでした。
アザミの花はチョウたちに大人気で、特にヒョウモンチョウの仲間が
数多く訪れていました。
ウラギンヒョウモン
ミドリヒョウモン
交尾拒否をしているこのヒョウモンチョウは・・
オオウラギンスジヒョウモンでした。
ヒョウモンチョウの仲間は裏面を撮らないと見分けが大変ですね。
ミヤマカラスアゲハも優雅に舞っていました。
いつまでも花々と蝶の飛び交うさまを眺めていたかったけれど
お昼を持ってきていなかったので先を急ぐことにしました。
歩みはものすご~くゆっくりなので結局赤沼に到着したのは
15時になってしまったのですが、途中いろいろなキノコに会えました。
群馬の旅記事が続きます。
長い夏休みが終わり上郷森の家絵画教室の2学期が始まりました。
午前中は雨が降り続くあいにくのお天気でした。
お変わりなくお元気そうな皆さんにお会いできて嬉しい♪
新作のアイディアをまとめたり制作中の作品をご家族に見せて意見を
聞いたり。そんなお休み中のお話も伺って今後の計画を練りました。
お昼には雨も上がり、やわらかい光が窓から差し込みました。
季節によっても、午前と午後でも光がまったく違います。窓の外には
パンパスグラスが白く輝いていて、秋の始まりを感じさせました。
小雨振る中、朝の森を少し歩きました。
ツルボは咲き始め♪
あちこちで雨宿りしている蝶に会えました。
キンミズヒキにジャノメチョウ。大きくて白っぽいのでメスですね。
アオキにはヒメウラナミジャノメに
イチモンジセセリ
クズが繁茂する場所では、クロコノマチョウに
サトキマダラヒカゲ
皆じっと雨をやり過ごしていたので近づくことができました。
お昼休み、雨が上がると小鳥たちのさえずりが増えました。
まだ幼いのでしょうか、ぼんやりした色のセキレイが
ツユムシをふりまわしてしまいにはのみ込んでいました。
まだ緑は濃いもののアブラゼミが思い出したように時折鳴くくらいで
森は秋虫たちの楽園となっていました。
夏の終わりの小旅行、その三です。
旅2・3泊目は片品村のコテージに泊まりました。
2段ベットに寝たのは久しぶり。。
朝御飯はけっこうな量!8時半に出発です。
途中、丸沼近辺でいちど撮影のためとまりましたが
1時間ほどで奥日光の赤沼駐車場に到着しました。
8月中にもかかわらず駐車場はまったく空いていました。
地図も売っている赤沼自然情報センター。
戦場ヶ原の地図(100円)を購入することをおススメします☆
われわれはここから低公害バスに17分間乗って小田代原停留所で
おりました。ここでお手洗いに行ってからぐるっと小田代原を歩き
またバスで赤沼駐車場にもどるつもりでした。
木漏れ日キラキラ。。
5年ぶりに歩く木道は幅広く歩きやすくなっていました。
夏の終わりの小田代原はホサキシモツケが花盛りで
ヒョウモンチョウやこのアカハナカミキリが訪れていました。
たくさん飛んでいたトンボはアキアカネばかりかと思いましたが
このナツアカネもよく見かけ
なんといっても多かったのがこのヒョウモンチョウの仲間♪
3種類ほど写っていましたがご紹介はのちほど。。
ミヤコザサの近くに、ゴイシシジミがいました。
初めて会った~♪思ったとおり小さくて愛らしい蝶でした。
写真を撮りながらなので普通に歩けば10分のところ30分かかり
半周もしないうちにお手洗いにもどることになりました。
小旅記事はまだ続きます。
山と田んぼに囲まれた宿でまずオニヤンマに迎えられ
朝起きたら窓に立派なヤママユガがとまっていました。
お腹に優しそうな朝御飯。
温泉もよかったし肌の調子がよくなりそうです。
宿をあとにし、モリアオガエルの生息地だという大峰沼に行こうと
思っていたのですが朝、ネットで調べてみるとヤマビルがいるという
記事がたびたび出てきました。ものすごく行きたい私はともかく、
母姉にはちょっと・・と思い2番目の予定地だった「たくみの里」
に直行することにしました。
道の駅「たくみの里」はお土産処、食事処のほか、広い敷地内に
いろいろな手工芸が体験できる施設がたちならんでいます。
以前、母は父との二人旅で立ち寄った思い出があるようで
和紙で何かを作ったと懐かしそうに話していました。
今回我々は「癒しの家」さんへ。
天然石を使ったアクセサリー作りの体験をさせていただきました。
私は天然石を粉砕した岩絵の具を使って日本画を制作しているものの
アクセサリーを身につけるタイプではないので、私の分まで
母が自分で身につけたい石を選びました。
制作風景を何枚か撮影しましたがどの写真も母は笑顔!
上の2本が母のもので、旅の間中重ねづけしていました。
姉は大小織り交ぜ色合いや意味合いを考えながら時間をかけて制作。
夢中になっているアクセサリー好きのふたりを見て、よかったな~
ここに来て♪と心から思いました。
食堂で野菜の天麩羅とマイタケご飯をいただいた後、一路片品村へ。
途中、無人販売所のトマトがあまりにも真っ赤だったので2袋購入。
大きなミニトマト、熟していて甘くて美味しかった~!
この日の宿にチェックインするには早かったので、丸沼高原方面へ
あがってみることにしました。
ヨツバヒヨドリにアサギマダラ
アサギマダラは家族も好きな蝶なので会えてよかった♪
思ったより数が少なかったけれど南へ旅立った後なのかも。
あっ、きのこ!少し高めの場所に生えていました。
きのこ好きさんに尋ねると、ヤナギマツタケではないかと
教えていただきました。
暗くなる前にふもとへ降りて宿にチェックインし
川沿いを歩くと、ヒマワリやコスモスの美しい場所がありました。
次の日の予定はいよいよ奥日光♪その3へ続きます。
8月末から昨日にかけて、母姉とともに群馬県へ出かけました。
一日目は高原へ。
関越自動車道の沼田インターをおり、途中立ち寄ったコンビニで
巨大なヤママユガを大喜びで取り囲み、サンドイッチを購入した後
玉原湿原を目指しました。その道すがら、素敵な滝を見かけました。
強清水(こわしみず)の滝
爽やか~♪
周りに飛ぶ蝶やトンボを追いかけたりしてしばらく涼みました。
10分ほどして玉原(たんばら)湿原センターハウスに到着。
そこからゆるいくだり坂を歩き始めました。
ヒメキマダラヒカゲ
さすが群馬県の高原だわ~とひとり喜ぶ♪
標高1000m以上のササ類の生えるところにしかいないそうです。
まわりはいかにも獣がいそうな深い森。飽きてきた母にアナグマとか
サルが出てくるかもしれないよ、と励ましながら行くと
やっぱり。。
前もって調べてわかってはいたのですが、現在木道工事中。
玉原湿原内を歩くことはまったくできずがっかりしました。
駐車場への帰り道
ニホンアカガエルがいました♪
駐車場について、素晴らしい風景をながめながらお昼を食べたあと
お寺に立ち寄ることにしました。
玉原湿原より車で30分。
迦葉山龍華院弥勒護国寺(かしょうざんりゅうげいんみろくじ)
天狗のお寺として有名な曹洞宗の古刹。
巨大な天狗の面が奉納されており、
『お借り面』と『お返し面』の台があって天狗の面が積み上げられています。
お借り面を持ち帰って神棚または仏壇に祭るとご利益があるそうです。
翌年、参道の茶店でお礼参りのお面を買い、借りたお面と一緒に
『お返しの面』の方にお供えする。再び『お借り面』の方からお面を借りて
帰る。(最初は小さいお面から徐々に)とありました。
なかなかお参りはできないと思うのでお面は借りて帰りませんでしたが
お近くの方はよいですね。
境内は奉納された天狗の高下駄や石灯籠や石塔や手水舎がありどれも
美しく苔むしていました。嬉しいことにレンゲショウマが咲いていました。
オオマルハナバチが蜜を集めていました。
下向きの花を撮るのは難しい~。
上のほうまで歩くことができたらよかったのですが、険しい山道のようなので
あきらめこの日の宿のある月夜野にむかうことにしました。続きます。
9月が始まりました。
秋のアレルゲンとして名高いブタクサはただ今草丈2.5m。
調べたことはありませんが、一年中鼻がぐずぐずしているので
近づかないに越したことはありません。
でも風に乗る細かい花粉をさけることはむずかしい。。
川沿いの道をゆくと道案内のように前に居て
一歩踏み出せば同じ距離遠のくハグロトンボ。ハンミョウのようです。
アキアカネがちらほらと
今年は何度も会えているクロコノマチョウ
ちっとも珍しくない蝶となったアカボシゴマダラ
このコミスジの方が近所で会う機会が少ないです。
何度会っても嬉しいトラさん。ここが気に入ったようで
この頃は地面を探さずに樹上を探すようにしています。
歩き慣れた道はやはりリラックスできます。