癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

スカッ晴れなれど~八ヶ岳(赤岳)

2009年08月03日 | 登山・旅行
久しぶりのスカッ晴れに恵まれ、好天時に登りたかった念願の八ヶ岳の最高峰・赤岳(2899m)に登ることができた。美濃戸登山口から登り、行者小屋を起点として地蔵の頭~赤岳~阿弥陀岳と廻った。

5:30にスタートしたが、朝の内はまさにスカッ晴れで、目指す赤岳や阿弥陀岳の迫力を堪能しながら登ることができた(画像)。

しかし、稜線に上がったら東側はガスに覆われていて、展望は180度のみ。西側も高い雲海に覆われ、平地や低い山は見えず。北アルプス~中央アルプスも稜線のみ。南アルプスは北部の山がチラッと。富士山もガスの切れ目から雲海の上にチラッと。それも時間が経つに連れて、それぞれの稜線に雲が絡み始めて、阿弥陀岳から下りるころにははっきりしなくなった。

それにしても、人気の山らしく、平日なのにすごい登山者の数・・・当然自分も含めて爺婆ばかり。昨日の天狗岳は休日でもあり、若い人が非常に多かったが・・・それもほとんどが山小屋泊まり。日帰りは圧倒的少数派。みんなリッチな山を楽しんでいるようだ。いかに1山辺りの単価を押さえようとして体力任せで登り歩いている自分がチト哀れ?

朝、久しぶりの好天を喜んで二人の幼児をあやしていた行者小屋の若き管理人と少し話をしたら、「北海道の方でしょう。」とズバッと当てられてしまった。「話し方が懐かしいです。私、札幌なんです。」とのこと。聞きはしなかったが、山小屋のお嬢さんと結婚したのかな?

天候の心配がないので、自分としてはゆっくり歩いたつもり。登り、3時間15分。頂上で昨日の雨で濡れたままだったカッパを干しながら30分休憩。下り、阿弥陀岳経由で3時間30分。ゴール12:50。

下山後、まずは昨夜駐車場で夜明かしをしたもみの湯へ。

○南アルプス南部の山へ

いよいよ明日からの計画の決断である。何とか残りの日程で、南部の縦走だけはしてしまいたい。そこで、その辺りの山小屋を多く経営している東海フォレストへ電話を掛ける。そこで、天気予報は長野県南部(飯田市)を見ること、東海地方も今日で梅雨明け宣言したことなどを教えていただいた。

飯田市の長期予報は5日だけは雨絡みだが、7日以降は好天が続くようだ。6日に日帰り予定の笊ヶ岳をゲットして、7日からの4泊5日の荒川岳~光岳までの縦走は十分可能である・・・ということで、南アルプス南部へ戻ることに決定。

今日中に途中まで走り、明日買い物などをして、夕方には畑薙第一ダムまで入る。そこで停滞かさわら島までバスで入るかは、5日の予報次第。

これまでのツキが切れることなく、好判断となることを願うのみ!