癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

下山途中から雨~大無間山

2009年08月06日 | 登山・旅行
下山途中から雨に降られたが、二百名山の大無間山〈だいむげんざん〉(2329m)に登ることができた。

南ア南部主稜線の山のさらに深南部に位置する山である。一昨日、山伏峠からその悠然とした目立つ姿を眺めて、登行意欲を掻き立てられていた。日帰りではロングでハードなコースで有名な山である。

ピンポイント予報では朝から雨のはずだったが、青空が広がり、雲も高い。午前中は雨はないと確信して登山口へ向かう。途中から登る稜線上の鋸歯の4つのピークも見えていた。明日からの主稜線の山に入る関係でどうしても今日登っておきたかった山だった。

井川村田代中の登山口を5:10にスタート。この山の核心部は、小無間小屋ビークから小無間山までの鋸歯と呼ばれる4つの尖峰を越えていく険しい尾根だった。慎重に登り下りした。その前後は淡々と歩ける快適な登山道だった。下のヒノキ林以外は頂上までずっと深い原生林の中の歩きだった。

登りは、時折日射しもあったが、一等三角点が設置された広い頂上は明るいガスに覆われて(画像)、その下にある唯一の展望台からの眺めは乳白色一色だった。ただし、鋸歯からは大井川の深く壮大な渓谷が見えた。

登り5時間10分、下り4時間45分。頂上は昨日の高塚山同様ハエとアブが煩くて休んでいられない。証拠写真を撮って早々に退散。


さて、明日からは、残りの日程で主稜線上の山の予定だが、台風の影響で、応援団の隊長Oさんの分割案を受け入れることにした。

明日はあまり良い予報ではないが、畑薙第一ダムから東海フォレストの経営する山小屋利用前提のシャトルバスに乗り換えて、さわら島へ入る。そこから山小屋泊の一泊二日で荒川三山と赤石岳の循環縦走の予定。朝雨だったら1日順延になるかも?