癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

トマム山(占冠村/南富良野町)

2012年03月30日 | 登山・旅行
      

 雪山登山7連チャンの今日は、安平町から駆けつけてくれたエバさんとアルファリゾートトマムスキー場のあるトマム山(1239m)へ南尾根から登った。

 午後から雨予報なので、トマム駅駐車場を早朝6時前に出発した。国道を800mほど歩いている時も、もの凄い強風が吹いている。「下でこのくらいなら上はもっと凄いはず、止めようか?」と弱音を吐いたが、エバさんに「行けるところまで行きましょう」と励まされて、南尾根の旧ゲレンデ跡に取り付く。一人なら怖じ気づいたであろうが、一度同じコースを登っているエバさんの同行は心強かった。

 雪面は堅雪状態で、まったく埋まらないので、淡々と登れるのがうれしい。青空が広がってくるが風は益々強くなってくる。

       

 振り返ると、国道を挟んで、昨日登った石山と辿った北東尾根が見える。  
 ラッセルが全くなかったので、3時間は掛かると思っていた標高差700mをわずか1時間55分で登ってしまった。ちょっと呆気ない登頂だった。

 3日前に登って、このトマム山を見て登高意欲をそそられた社満謝岳は見えたが、2日前に登った大麓山は霞んで見えなかった。

      

 頂上は立っていられないほどの強風が吹き荒れていた。三脚で二人一緒の写真を撮りたかったが、それどころではない。お互いに急いで記念写真を撮っただけで下山開始。

 下山は、まだ営業開始前のゲレンを滑り降りた。ゲレンデ整備をしていたスキー場関係者が驚いたように眺めていた。スキー場の下に下りてもまだ8時45分だった。そこからスキーを担いで30分歩いてゴール。 

 登り2時間15分、下り1時間15分

 明日から荒天予報なので、今回の山旅はこれで打ち上げとする。下山後、エバさんの安平町まで走り、町営ぬくもりの湯に入り、一緒に昼食を摂って、帰路に就いた。

 明日からボチボチと、今回の7日間に渡る山旅の記録をHPにアップするのも楽しみだ・・・。