
午前中は天気が持ちそうなので、支笏湖温泉街近くの外輪山の低山巡り(シリセツナイ山、野鳥の森ピーク・モラップ山・丸山遠見)にトライ。
○シリセツナイ山(533m)<かんじき>
なんとも痔主の気持がそのまま表れているような珍名山だ。痔主でなくても、なんとなく尻がむずむずしそうな山である。温泉街のすぐ裏の山で、地図上には表記はないが人気の山だ。自分もこの山名に釣られて以前から機会があったら登りたいと思っていた。語源は、その西側の紋別岳を源流としたチリセツナイ川(鳥の巣のある川の意)に因るらしい。この山に8000円のツアーがあるとか・・・?
支笏湖畔小学校の裏の尾根をかんじきでピストンした。湖畔の高い山(樽前山、風不死岳、恵庭岳等)は雲の中だったが、眼下に温泉街が見え、この後に登った3山すべてが見えた。
登り50分、下り20分。
○野鳥の森ピーク(478m)<つぼ足>

支笏湖休暇村の裏の野鳥の森の山。モラップ山との間にある湖畔近くまでの道路が除雪されていたで、比較的緩やかな北東尾根を登り、急な南尾根を下った。
登り30分、下り20分。この山以降は、すべてつぼ足で登ることができた。
○モラップ山(505.5m)<つぼ足>

稜線コルから北側には、紋別岳、野鳥の森ピーク、シリセツナイ山がきれいに見えた。眼下には湖畔にあるモラップキャンプ場は見えたが、南西側に見えるはずの樽前山と風不死岳は雲の中だった。
登り40分、下り20分
○丸山遠見(327.3m)<つぼ足>

湖畔から少し離れるが、頂上に明治中期から望楼が設置されている山。現在の望楼は4代目だそうだ。山名の「遠見」もそれに因るらしい。みぞれが降り出して、まったく展望はなかったので、望楼には登らなかった。天気が良いと支笏湖畔の山々がや太平洋が一望できるらしい。夏は遊歩道があるが、樽前国道から直接北東尾根をピストンした。
登り20分、下り10分
下山後は午後から雨となった。支笏湖休暇村の温泉に入って、休憩室でのんびり過ごす。今晩は千歳道の駅で車中泊し、明日と明後日は札幌の仲間の計画に便乗して然別湖畔の山へ。
