癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

山は大雪、明日は延期

2015年03月13日 | 登山・旅行
<うっかりして、写真を撮り忘れたのが残念>

 明日予定の故齋藤浩敏さんの追悼登山会の下見を兼ねて、毛無山の夏道登山口から慰霊現場までのルート工作に、旧ブリガンズ山岳会の遠藤さんと寺崎さんの3人で出掛けた。

 江差へ向かう国道227号線を進むにつれて、除雪の壁がどんどん高くなる。毛無山の夏道登山口の駐車スペースへ着いて、びっくり・・・除雪の壁が2mほどもある。なんとか崩しながら登り切って、スノーシューを履いて登山道へ進んだ。スノーシューを履いても膝上の深さで、しかも重い。ストックで測ったら新雪部分だけで90cmもあった。市内で数日前に降った雨も、山は雪だったようだ。

 この深さの重い雪のラッセルで、明日の山道入口から毛無山までのルートは、時間が掛る上に体力的にも大変であろうと考えた。

 それでも、スノーシューを脱いで、大野川に架かる天板の外されている吊橋を渡る。渡ってからも、段丘面へ上がる登山道がはっきりしない。それらしいところを探して、斜面に取り付いたが、雪の深さが腹まである。雪を掻き落としながら泳ぐようにして、途中まで登ったが、断念せざるを得なかった。

 3人の合意の結果、この状況では、明日の追悼登山会は無理と判断し、帰路に就いた。帰りに入山口になっている毛無山山道入口へ寄ってみた。例年は広く除雪されているのだが、狭くて駐車するスペースがない。おまけに、奥で木材の切り出し作業をしているようで、そこがトラックの待機場所になっている。

 帰宅後、一連の捜索活動の事務局長を引き受けてくれている鎌鹿さんに報告と相談をする。その結果、駐車スペースの課題は残るものの、3月22日(日)に延期することにして、参加予定者に電話連絡を入れた。

 明日の夜の「齋藤さんを偲び・山を語る会」は予定通り行うこととする。