癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

朝食抜き効果

2015年06月04日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

 25年以上にわたって何の症状もなく、血糖コントロール『良』の状態で、薬の世話にもならず付き合ってきた糖尿病だが、加齢とともに徐々に高くなってきたHba1cの数値が、3月上旬の特定健診で過去最高の7.2%になっていた。ちょっとヤバイ数値である。
 また、体脂肪は低いのに、なぜか数年間ずっと中性脂肪や内臓脂肪が高かった。糖尿病の場合、中性脂肪と悪玉コレステロールが高いと合併症を併発する可能性が高いので、これも気になっていた。

 そこで、妻が見つけてきた『長生きしたかったら朝食を抜きなさい』やその実践者のブログを参考に、今までまったく意識していなかった食事療法の一環として、妻と一緒に、試しに4月上旬から、朝食をブラックコーヒーとバナナ1本かリンゴ半分だけにしたり、まったく抜いたりしてみた。

 2ヶ月経過して、ほぼ習慣化し、バナナ1本でもまったく食べなくても、空腹感を感じることもなかった。もちろん、山に登るときも、ジョギングするときもそうしてきた。それでも、スタミナ的に全く影響はなかったし、俗にいうハンガーノック(シャリバテ)ということもなかった。

<2ヶ月経過の結果>
① 体重が1~2kg減り、60kg台で維持できている。169cmで60kg前後の体重はやせ過ぎの感がないわけでもないが、山に登ったり走ったりするには非常に調子が良い。体脂肪も12%前後で、いわゆるアスリート体型に近い状態である。

② 家にあるタニタの体組成計で、数年間高目だった内臓脂肪の数値が下がってきて、たまに標準値内に収まるようになってきた。

③ 食べない時間が長いためか、胃袋が小さくなったようで、満腹感が早く来るようになり、食べ過ぎることもなくなった。

★一昨日の7ヶ月ぶりの掛り付け糖尿病専門医の検診結果

④ Hba1cの数値が6.8%に下がっていた。
 
⑤ 食後2時間血糖値も、正常値よりわずか高いだけだった。

⑥ 数年間350mg/dl前後だった中性脂肪が、132mg/dlと正常値内に収まっていた。

※医師から「まったく心配ないですよ」といわれてうれしかった。

 今のところ、良いことづくめである。どうやら、年齢的なこともあるのだろうが、朝食抜きは自分には合っているようだ。これからもずっと続けて行こうと思っている。