装飾された漁船をバックに勇壮な舟漕ぎ競争
今日は自分が南茅部町に住んでいたころに始まった第30回南茅部ひろめ舟祭りへ、南茅部を出て以来初めて訪れた。
このお祭りは、豊かな海の恵みと漁港に感謝し、豊漁を祈願する祭りである。最初のころは、舟漕ぎ競争だけがメインだったが、今は装飾した漁船のパレードや歴史ある郷土芸能、夜には有名歌手を招いての歌謡ショーや花火などなど、にぎやかで大きな祭りになっていた。
「ひろめ(広巾)」とは、葉が広いことによる古来からの「昆布」の呼称で、ひろめ舟とは天然昆布漁で使用する木船のこと。
装飾された南茅部漁協各支部の漁船がならぶ臼尻漁港
舟漕ぎ競争・・・多くの部があり、中でも地元の漁師のチームの闘いが一番迫力があった。
スタートしてまもなくの状態 折り返し地点の様子
大きな鍋で作っている「浜なべ」
浜なべに並ぶ列 1杯100円で甘エビが6個くらいと大根とキノコとネギが入っていてとても美味しかった。
たくさんの大漁旗や電飾で装飾した「漁火パレード」
昼の部は1隻ずつのお披露目だったが、夜は電飾をともして5隻が連なって沖まで出て戻ってくるらしい。
夜には、鳥羽一郎と山川豊の兄弟による歌謡ショーと花火と漁船の漁火パレードもある。しかし、明日は4時出発の大千軒岳だったので、今年はパスして、来年の楽しみとした。