癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

燈明岳~奥丸山~知内岳~岩部岳・縦走

2015年06月16日 | 登山・旅行

縦走したGPSトラックログと越えた13のピーク

 
 先月末から偵察を重ねて、知内山地の燈明岳(577.5m)~稜線上の奥丸山(三角点名)(826.3m)~最高地点の知内岳(地元での通称)(854m)~岩部岳(794.2m)の国有林境界刈分け道を利用して縦走ができそうなので決行してきた。

 当初は13日(土)の予定だったが雨で今日に延期になったので、メンバーは、平日山行が可能な60歳以上の健脚メンバー4名(Toaさん、龍さん、三太郎さん、私)。

 朝4時に函館を出て、車を1台を岩部岳の登山口となる大きな沢林道の終点へデポし、戻って東莱出石線林道ゲートからスタート。まずは、6/1に見つけたばかりの道を辿って燈明岳へ。燈明岳からの展望は残念ながらガスで見えなかった。

 そこから稜線上の奥丸山までのブナの巨木が生える尾根に付けられた刈分け道を辿った。広く刈払われているが、ところどころ笹がかぶっているところもあった。

 三角点ピークの奥丸山からは稜線上の歩きとなる。最高地点の知内岳から岩部岳までの間は長い稜線上にそびえるアップダウンの激しい7つのピークを越えるタフなコースだった。

 稜線へ出たらみごとな青空が広がり、新緑の濃さを増した気持ちの良いブナ林の中の歩きだった。おおむね快適な道が多かったが、ところどころ笹がかぶっているところもあった。特に610ピーク~607ピークの間が藪が濃かった。しかし、足元はしっかりしているので、足元を見ながら歩けば道を見失う心配はない。さらに、普段人が通らないこともあり、熊の糞は至る所に落ちていた。

 岩部岳の登山道は、つい最近始まった新しい伐採林道の開削工事で寸断されて、非常に分かりづらくなっていた。4名中3名は昨年から何度か歩いているので、なんとか下りてくることができた。しかし、現在、その下で造材作業もしていたし、8/31の林道開削工事と造材作業が終わるまでは入山しない方が賢明かも? その後は、途中までその林道を使って歩くことができそうだ。

 所要時間8時間50分 (6:15スタート~7:10燈明岳7:25~9:00奥丸山9:15~9:35知内岳9:40~13:40岩部岳13:50~15:05下山)
 ※久しぶりの9時間近いタフなロングコースだった。健脚ぞろいでもこの時間なので、誰にでも勧めれるコースではない。


6/1以来の燈明岳頂上


1級国道のようなところもある


足元はしっかりしているが、このように笹がかぶっているところもある


10年ぶりほどの豊作と言われるブナの実


知内山地最高地点の通称・知内岳の冬山用に設置された山頂標識を囲んで


快適なブナ林の稜線を行く


682ピークから683ピークと岩部岳を望む



岩部岳山頂の三角点を前に


岩部岳直下から縦走してきた燈明岳(左)~知内岳(中央)~越えてきたいくつものピークを眺める


岩部岳直下から見下ろす岩部の集落

下山後、燈明岳の登山口(ゲート前)で車を回収し、知内町営こもれび温泉に入って帰路に就いた。

詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)