
毛無山登山口駐車場で出発前のセレモニー
中国の四姑娘山麓フラワーハイキングなど、これまでにときどき山にご一緒している工藤光信さんが会長の函館植物研究会主催の一般の方も参加できる観察会が、毛無山登山道の大石の沼までの間で開催された。この時期はランの仲間以外にあまり花が目に付かない時期なので興味もあって参加してみた。
山で顔を合わせている方も多く、主催側も驚く30数名もの参加者だった。列の間に詳しい研究会のメンバーが入っておられ、いろいろな場所で、花ばかりでなく、実を付けたものや我々なら目に止まらないようなものまで、立ち止まって丁寧に説明してくれる。
特に同じような仲間でも、その特徴の違いや見分け方などがとても参考になった。自分的には、先日の大千軒以来シダに興味を持ったこともあり、ずいぶんと多くの種類があることにも驚いた。


ササバギンラン コケイラン


ノビネチソリ ホウの木の花

桧沢の滝横のこのコース最大の急登を登る


クジャクシダ ホソバナライシダ


ミヤマワラビ イワガネゼンマイ


イヌガンソク(枯れた胞子嚢は生け花に使われる) シシガシラ


ヤマイヌワラビ やけに飾り花(ガク)が大きいツルアジサイ
ここに掲載したシダ類は、全部今回初めて教えていただいて、インターネットでも確認したものばかり。
ここにアップした以外にも、花は、オオバミゾホウズキ、ホウチャクソウ、オオバタケシマラン、オククルマムグラ(クルマバソウと良く似ている)、コンロンソウ、ニョイスミレ(ツボスミレ)、ツクバネソウ、クルマバツクバネソウ、ヒメヘビイチゴ、マムシグサなどが印象に残っている。