癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

花はピークを終えていた大千軒岳

2015年06月07日 | 登山・旅行

すでにピークを終えていたシラネアオイの群落から千軒平と大千軒岳を望む

 函館のトップトライアスリートで、最近は全国的なトレイルランの大会にも参加しているFuさんから20日ほど前に、「6/7に大千軒に知内川コースから登る計画なのですが、ご一緒していただけませんか?メンバーは、ほかに弟とヒロコさんです」とのメールを受け取る。

 この時期に自分も登るつもりだったし、新しく『北海道夏山ガイド』の執筆陣に加わった江別のTetsuさんからも、今年になって函館へ引っ越してきたよもぎさんからも「花の頃に登りたいのでお願いします」と言われていたので、ほかにTaoさんも誘って、結局7名で登ることになった。

 4時にTaoさんとよもぎさんを乗せた自分の車と、ほかのメンバーは知内の道の駅で合流し、Tetsuさんを乗せて、2台の車で知内川コース登山口を目指した。

 最高の天気に恵まれたが、いつもはピークを迎えて一番きれいな時のはずだったが、今年は、大千軒も1週間以上も早かったようで、この時期を彩るすべての花がすでに終わりかけだった。来週末はすべて終わっているだろう。

 5:30スタート、登り4時間15分 下り3時間15分(ともにゆっくりの休憩時間を含む)、ゴール13:25.帰りに知内温泉に入って帰路に就いた。


知内川に架かる萩茶里橋から千軒連峰を望む。大千軒岳は右の尖った一番高いピーク。


沢沿いに多く目につくサワグルミの木。道南南部が北限の木。


沢沿いの踏み跡を行く。周りの木はほとんどサワグルミ。


がんばれ岩の上から函館山方面や汐首岬を望む。


日本一の規模を誇るシラネアオイの大群落。この左奥にも一面に広がっている。
ところが残念ながらすで終わりかけていた。


山頂をバックに千軒平の十字架の前で


2/3以上は散っていたエゾノハクサンイチゲ


2/3以上は散っていたミヤマキンバイ


すっかり開ききっていたミヤマアズマギク


頂上での集合写真

今回は、Taoさんにシダを教えてもらった。(下記のほかにサカゲイノデとシシガシラ)
 
オオメシダ      リョウメンシダ 

 
ジュウモンジシダ(画像では不明だが葉の根元に十文字に葉が付いている) ウラジロヨウラクツツジ(道南のみ)


過去の山行記録は下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/daisengen-moto.htm

例年6月に大千軒岳を彩る花たち
http://sakag.web.fc2.com/daisengen5-hana.htm