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年末に、自分が函館支部長を仰せつかっている退職組織の役員の奥さんが脳幹出血で倒れたという情報が入っていた。すでに脳死状態で延命治療しか方法はないとのことだった。
その後、ずっと気になってはいたが、新聞の訃報記事にも出ないし、延命治療が続いているとばかり思っていた。しかし、昨日になって、2日後に亡くなっていて、すでに親族だけで葬儀も終了していたことが分かった。
そこで、今日、彼と仲の良かった役員と、理事長、副理事長と4名で弔問に行ってきた。
まったく前兆らしきものもなく、市内に住む娘さんと同居している息子さんと一緒に買い物に行ったときに、車の中で具合が悪くなり、そのまま病院へ運んだとのこと。レントゲン検査の結果、脳幹出血とのことで、彼が駆け付けたときには、心肺停止状態だったらしい。ご夫婦とも何かあったときには、延命治療はしないと話し合っていたそうだ。しかし、もう一人の娘さんが駆け付けるまでと治療をしたら、意識はないが自発呼吸ができて2日間持ったとのことだった。
自分も15年前に妻を癌で亡くしている。自分の場合は、覚悟はできていたが、彼の場合は、全くの突然の別れなわけで、まだ亡くなったという実感はないだろう。これから、時間が経つにつれて寂しさが増してくると思われる。
自分の場合は、まだ現職だったので、仕事をしている時や周りに人がいるときは気が紛れたが、一人になったときが辛かった。一番辛かったときは一人で運転しているときと、管理職ゆえに夕方に職場を一人で見回りするときだった・・・良く涙を流しながら運転したり、見回りをしたものだ・・・・ずっと忘れていたが、ふとそんなことを思い出して思わず話してしまった。
彼は、趣味も多く、いろいろボランティア活動や多くの役職で活躍している方なので、落ち込むことなく前向きに生きて行けると信じている。
最近、「終活」という言葉をやたらと目にする。今日の5名での話も、それが中心だった。自分もそうだったが、彼も家のことはすべて奥さん任せで、どこに、何があるか全く分からず、大変だったとのこと。
夫婦はお互いに、子供たちも含めて、お互いが亡くなったときの対応をじっくり話し合っておくべきだということになった。
そんなわけではないが、たまたま年末に下記の本をネットで買ったは良いが、まだ、全く目を通していない。そのうちにじっくり目を通して、自分が亡くなったときのことを整理して、妻や子供たちと話すなり、書き残すなりして置かなくては思う。
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