〈白湯山展望台からの阿寒湖と山頂部に雲の懸かった雄阿寒岳〉
朝、阿寒湖上空は晴れていたが、雄阿寒岳は頂上に雲が被っていた。その雲が取れることを期待して登山口へ向かった。
1時間半ほど登った850m付近で雌阿寒岳の根元部分だけ見えた。山頂部はすっぽり雲の中。今日の目的は、山頂付近からの雌阿寒岳と山頂からのペンケトーとパンケトーの写真である。せっかく登っても、目的が果たせなければ意味がない。
無理しないで、明日の登り直しも考えて、その場所で1時間ほど待ってみた。しかし、今日は見えそうもないので、下山した。
下山後、時間潰しに、一度登っているが、白湯山展望台までの探勝路へ。この探勝路は、地熱地帯でボッケ(泥火山)群が観察でき、展望台からは阿寒湖と雄阿寒岳、雌阿寒岳が見える。
阿寒湖畔スキー場のゲレンデの中を登る
ゲレンデから探勝路へ
第1ボッケ。ボッケとはアイヌ語で「煮え立つ」の意。小規模な登別の地獄谷のようなものだ。このボッケ群が探勝路沿いに5つほどある。
第2ボッケ
上のボッケから流れてくる温泉の川
強烈な毒性を持つカエンタケ?と思ったが、食べられるベニナギナタタケらしい?
展望台から眺めた、雲に覆われた雌阿寒岳(右)と、冬に、登山道のない白湯山ピークを越えてスキーで登ったことのあるフレベツ岳(左)
11:35スタート 登り50分、下り40分、13:10ゴール
下山後、ブログを書いて、源泉掛け流しかの温泉銭湯「まりもの湯」(500円)へ。
その後、阿寒エコミュージアムを見学
温泉街の外れにあるボッケ遊歩道
湖畔に大きなボッケが3つほどあった。