癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

西天塩岳~天塩岳

2016年09月14日 | 登山・旅行

西天塩岳から前天塩岳(左)と天塩岳(右)を眺める

 天塩岳はこれで4回目だ。最初は前天塩岳~天塩岳~新道コース、2回目は、旧道コース~天塩岳~新道コース、3回目は、最初と逆回り。今回の目的は、一昨年の秋に道が開削された西天塩岳と、最近再整備された山小屋の1km手前の新道登山口から連絡路分岐までのコースを歩くことだった。


 もともと新道コースはここからだったが、小屋からスタートする旧道コースからの連絡路ができてからはあまり利用されていなかったようだ。しかし、昨年の台風で、前天塩岳コースも、旧道コースも閉鎖されて、今は新道コースしか使えない。そんなこともあって、こっちも再整備したようだ。


50分で、小屋からの連絡路分岐に到着



円山への登りが続く


赤い実を付けるゴゼンタチバナとウラシマツツジの紅葉


 円山の下りから、西天塩岳を望む。避難小屋の横から新しい道が見える。西天塩岳への道は、小屋とトイレの間からと、250mほど山頂寄りからの2本が開削されている。帰りに寄った方が標高差の関係で楽なのだが、雲ごが広がってきそうな気配なので、先に登った。


岩礫斜面の上に西天塩岳の頂上(1470m)が見える。
 上に上がったら、奧にこちらより高そうに見えるピークがある。地形図に1465と標高点が記載されているピークで、5m高いこちらが本峰である。最新版の「夏山ガイド」にもそのように記載されていた。


西天塩岳から大雪方向を眺める。雲が絡んで良く見えない。


今日の目的はここで達成できたので戻っても良いが、こちらの新しい道と繋がる頂上へ続く新道コースがくっきりと見える以上、戻るわけには行かない。


4回目の頂上。もうこれで最後かな?という思いも湧いてきた。


下山途中に、愛知県のトヨタ工業高校の研修登山の一行と出会った。全員白いスポーツシャツだったので、遠くから見たら、月山や鳥海山で目にした信仰登山の白装束の一行に見えた。

6:50スタート、登り(西天塩岳経由)3時間10分、下り2時間5分。12:35ゴール。

 下山後、この山とセットになっている感じの愛別町の協和温泉で入浴。

 明日は、大雪の紅葉登山の予定だったが、例年よりかなり遅れているらしい。確かに、今日の天塩岳の上の方でも微かに色付き始めたばかりといった感じだった。
 昨年は同じ日に銀泉台から赤岳に登ったが、まさに最高潮の紅葉だったことが信じられない感じだ。そこで、早めに紅葉するチングルマが一面に広がる裾合平へ行ってみようと思って、東川町の道の駅まで走った。