癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

雄阿寒岳

2016年09月12日 | 登山・旅行

 〈8合目手前で、阿寒湖と雌阿寒岳の展望が開ける。この画像が今回の一番の目的(自作自演)〉

 雄阿寒岳は2回登っている。最初は94年で今回と同じコースだが、2回目は、今は廃道になっている深田久弥氏も登ったオクルシベコース。それも、すでに12年経過していた。

 今回の目的は、こちらからの雌阿寒岳と阿寒湖が入った写真と頂上からのペンケトーとパンケトーの写真だった。だから、山が見えなかった昨日は途中で戻って今日に賭けた。幸い、朝から好天に恵まれて、リベンジが叶った。


 5:30、登山口から、朝日に輝く山頂付近を眺めて出発。


太郎湖。湖というよりは、阿寒湖から流れ出る阿寒川の広い流れといった感じ。


多く目についたエゾトリカブト


岩が苔で覆われた林床が広がる針葉樹林帯


上に木が生える大岩


1000m付近で姿を現す雌阿寒岳


8合目手前で広がる阿寒湖と雌阿寒岳の展望


8合目の昭和19年から21年まで、常駐の観測員がいた気象観測所跡


その先から山頂を眺める


ちょうど3時間で頂上到着。トレイルランで登った若者も下山して、一人占め。


画面に収まりきらないペンケトーとパンケトー。コンデジカメラの方には、パノラマ撮影で収めた。

30分ほど休んで下山。


ゴゼンタチバナの実


コケモモの実

 4合目付近までで、5人ほどと出会ったが、最後に登ってきた女性から「坂口さんですよね」と挨拶される。なんと、17年前に芦別岳の本谷コースを一緒に登った富良野山歩くらぶのMiさんだった。いつも拙サイトを見ていてくれてるとのことで、非常に懐かしい感激の再会だった。しばし、当時の仲間の様子を聞いてお喋りをした。


下山時に立ち寄った次郎湖。この湖は入り込む川も流れ出る川ない静な湖だ。

 下山は、2時間15分の11:15だった。またまた、感激の間接的な再会が待っていた。


 車の運転席の窓に、たに@おたるさんからのメモが挟まれていた。昨日のコメントで、こちらの方へ自転車旅に来ていたことは知っていたが、その途中で、わざわざ登山口へ寄ってくれたらしい。うれしい気遣いに、またまた感激。

 12年ぶり、3回目の雄阿寒岳だったが、相変わらず、実質的な8合目が5合目で、6、7、8、9合目が立て続けに表れるバランスの悪い合目標識は健在?だった。

 下山後、明日予定の中頓別町の敏音知山(ピンネシリ山)を目指して北上。紋別の温泉・紋太の湯まで走った。ここの駐車場で泊まるつもり。 


 やはり紋別なら海のものでしょう…ということで、のっけ丼。