昨年10月29日、函館市昭和4丁目の国道5号線沿いにオープンした「横浜家系ラーメン おばら家」
横浜家系ラーメンは函館では初オープンである。場所は、移転する前の昭和にあった廣河ヌードルの跡。
秋の街道歩きで2回横浜家系ラーメンを食べて美味しかったので、機会があったら訪問したいと思っていた。
家系ラーメン(いえけいラーメン)とは、1974年以降に登場した神奈川県横浜市発祥の豚骨醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメン、およびその店舗群である。 ラーメン店「吉村家」を源流とするらしい。
メニューと食券販売機・・・いろいろなトッピングの違いによるメニューがある。
初めてなので、「定番」と書かれた基本的な「ラーメン」(710円)を注文。
奥の壁に張られている仰々しい説明・・・濃厚スープも太麺も好きだし、街道歩きの時にはライスにスープをかけて食べてみたが、やはり美味しかった。しかし、今回は注文しなかった。
麺の硬さ、味の濃さ、油の量は、それぞれ好みで3段階で注文できる。初めてなので、どれも「普通」にしてもらった。
玉ねぎ(生のみじん切り)も街道歩きの時に食べていたので、それも注文。
テーブルの上には、にんにく、豆板醤、しょうがが用意されている。
着丼した「ラーメン」・・・まずはスープを一口飲んでみる。濃厚でクリーミーな味で、豚骨臭さはまったく感じられない。〇〇家の名前は違うが、街道歩きで食べと物と同じである。
しかも、そのときにも思ったが、なぜか青森の長尾の「煮干しラーメン」と共通の味がする。ベースは豚骨と煮干しと全く違うのに・・・? しかも、ライスにスープをかけて食べることを勧めているのも同じである。
麺はやはり大好きなもちもちの太麺である。少し食べてから、にんにく、豆板醤、しょうが、玉ねぎをすべて入れたらより美味しくなった。ほかにもいろいろなトッピングのメニューはあるが、それは次回の楽しみである。
この味は、これまでの函館のラーメン店にはない味である。そのせいか、13時を過ぎても次々と来客があり、席がほとんど空くことがなかった。開店から2ケ月を経過しているが、この様子では、函館にも十分受け入れられていると見た。