整骨院へ肩の治療に出掛けた帰りに、雪のない五稜郭公園の様子を見に行ったら、毎年の風物詩のサクラの剪定作業が行われていた。例年と違うのは、雪の中の作業ではなく、春先のよう眺めの中での作業だった。
「雪がないことで心配な影響はないんですか?」と訊いたら「ありません。大丈夫です」とのことだった。考えてみればソメイヨシノは雪の降らないところでも咲いているサクラだった。「雪がなくて作業が捗ります」とも話されていた。
園内にはソメイヨシノを中心に約1600本が植えられており、この時期の手入れが花の咲き具合に影響するという。
剪定は、切り株や根元から生えてくるひこばえや枯れ枝、テングス病の枝などを払い、風通しと日当たりを良くするのが目的で、花芽に栄養分を行き届かせるために欠かせない作業だという。
手に持った鋸で余計な枝を切る
剪定された枝の切り口
1月下旬というのに、春先のような五稜郭公園の土塁の上からの眺め。
この剪定作業のお陰で、あと3ヶ月後には、このような眺めが・・・。