2012年に購入したスキーヘルメットだが、ここ数年、表面がベタベタして、ごみが付きやすく、いつも汚れている感じで気になっていた。
濡れた布で拭いても汚れも落ちないし、ベタベタ感もなくならない。乾いた布で拭いても、布が粘り付くだけでどうにもならなかった。
いろいろネットで調べてみたら、同じ悩みを持っている人が多く、その除去の方法も書かれていた。
この原因は、艶消し塗装(マット塗装)だった。この艶消し塗装は経年劣化とともに加水分解して、ベタベタになるらしい。
いろいろ試した人がいて、もっとも効果的なのが、燃料用アルコールで根気よく擦って、艶消し塗装の部分を剥がすことらしい。
すぐ近所のツルハで燃料用アルコールを購入してきた。500mlで350円ほどだった。初めはウエス(布切れ)で擦ってみたが、なかなか剥がれてくれない。そこで、家にあった脱脂綿(コットン)で擦ったら、割と効率的だった。
しかし、そうは簡単に剥がれてくれない。妻も手伝ってくれて2時間ほど根気強く頑張ったら、まだ若干ムラはあるが、まあなんとかツヤツヤ・ピカピカに見違えるようになった。しかし、治療中の肩の痛みには良くなかったようだ・・・。
当然、艶消し塗装ではなくなったが、ベタベタ感もなくなり、今度は汚れも付かないだろうし、付いたとしても濡れた布で拭くこともできるだろう。
ただ、擦り過ぎてメーカー名のALPINAの文字が薄くなってしまった。また、空気抜きの周りの黒い部分もベタベタしているが、これはいくら擦ってもなくならなかった。明日にでも、この部分だけもう少し頑張ってみようと思う。