先日、美原3丁目にある函館では数少ないベーグル専門店「イール ベーグルズ」で、妻がいろいろなベーグルを買ってきた。ひと月は冷凍保存ができるらしい。
最近よく耳にするようになったベーグルだが、モチモチした食感と噛み応えがあって結構好みである。パンよりもヘルシーということから女性を中心に日本でも人気を集めているらしい。
妻から教えてもらって初めて知ったが、このベーグルとパンは作り方も原料も違うとのこと。
<作り方の違い>
一般的なパンの場合、発酵したパン生地をそのまま焼き上げることによってパンが出来上がるが、ベーグルの場合、発酵した生地をいったん茹でてから焼き上げているらしい。いったん茹でるとデンプンが変化するのだが、ベーグル特有のふっくらでモチモチした食感は、このデンプンの変化によって生み出されているという。モチモチした食感からよく噛んで食べる必要があり、腹持ちがよいことから、朝食としても人気があるらしい。
<原料による違い>
パンを作る際にはバターやミルク、卵を使用することが多いのに対して、ベーグルを作る際にはこれらの食材は使用されていない。これらの食材を使用していないので、ベーグルは脂肪分が少なくヘルシーとのこと。
素朴な味わいが魅力のプレーンのベーグルの他にも、チョコチップやクランベリーが練りこまれたスイーツのベーグルや、コーンやトマトなどが練りこまれたベーグルなど豊富な種類のベーグルがあるようだ。
ベーグルは2000年代になってからニューヨークから入ってきたといわれているが、発祥の地はポーランドとのこと。中世ポーランドに移り住んだユダヤ人が、ベーグルの原型となるものを作ったといわれている。
今日の昼食