新型コロナウイルスの影響は、あらゆる分野に及び、先行きの見えない暗い話題ばかりで、書き出せばキリがないほどだ。
中止になるいろいろなイベントや興行が多い中、選抜高校野球も無観客での開催になるようだし、オープン戦は無観客で行ってきたプロ野球も公式戦開幕の延期を決めた。こちらは、9年前の東日本大震災以来とのこと。
そんな中、大相撲春場所が始まった。こちらも前代未聞の無観客興行である。TVで見ると、たまに目にしていた序の口の取り組みのような雰囲気である。それでも、もう少し観客がいる。
取り組みの2人は真剣そのもので、そこに集中できるが、それに反応する観客の歓声等がないのはやはり寂しい。相撲協会関係者と報道関係者だけが見守る中、呼び出しの声、行司の声、アナウンスの声、力士の自分の体やまわしを叩く音、2人のぶつかり合う音などなど・・・がらんとした広い体育館に観客以外の「音」と「声」だけが響き渡る。あまり普段は聞こえない立ち合いの不備に対する審判部の親方の注意する声も結構大きく響く。
一番気の毒なのは、横綱の土俵入りと幕内力士の土俵入りである。これは、対象がTV視聴者でしかない。声援もなく、やっている方も張り合いがないだろう。
まあ、せっかく開催される場所である。状況を悲観するのではなく、いつもと違う雰囲気すらも全部ひっくるめて、この異例の本場所を見守ろうと思う。せめて、土俵上での取り組みが充実し、優勝争いなどが熾烈になって、盛り上がる場所となることを願いたいものである。
◎そんな暗い話題ばかりの昨今であるが、我が家のほんのささやかな明るい?植物話題を2つ・・・。
春のような好天が昨日まで3日間続き、我が家の庭のフクジュソウが開花し始めた。こんなに早いのは初めてである。
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なんてことない、大根菜っ葉の水栽培である。
小皿の上に頭部を残して切った大根菜っ葉を置いて、水を入れていると1週間ほどでこのくらい伸びる。
これまで、2~3回ほど切っては、みそ汁に放して食べている。