すでに咲いていたキクバオウレン(雄花)
今年の冬は2月上旬から積雪ゼロが続き、そのころから日常的に自転車利用者が増えていた。
今朝の好天に釣られて、午前中は晴れそうな予報だったので、多分もう咲いているだろうと思う桔梗のザゼンソウと七飯のキクバオウレン狙いでMTB(マウンテンバイク)を走らせた。
往路は函館新道側道を走った。しかし、走っているうちにどんどん雲が広がり、気温が下がってきた。帰りは旧国道の赤松街道を戻ったが、激しい降雪の中の走りとなり、手足がすっかり冷えてしまった。距離は25kmだった。
それでも、ザゼンソウもキクバオウレンもすでに咲いていて、カメラに収めることができた。もし、天気が続くようだったら、北斗市の戸切地陣屋跡のフクジュソウの群生も見に行きたかったが、それどころではなく、寒くて逃げるようにして帰ってきた。
春のポカポカ陽気でないと、自転車は楽しめないということが良く分かった・・・。慌てることはないということ。
ザゼンソウが早く咲くのは、中の黄色のボール状の花の部分が20℃程度発熱するからとのこと。早朝の気温がマイナス10℃でも花は20℃程度に発熱し、その差はなんと30℃にもなるらしい。
七飯の高台から函館山を眺める・・・青空はまったくなくなっていた。
キクバオウレンの両性花 ↑
おしべが長い雄花 ↓
いつもこのキクバオウレンは周りに雪があるうちに咲き出している。フクジュソウやザゼンソウより先に咲き出すようだ。蕾すら見たことがない。早く咲くわけは分からないが、来年にでも、いつ頃から咲きだすのか、雪のあるうちに観に行ってみたいものだ。
北限が北海道南部とのことだが、、ここ以外で目にしたことはない。
◎本日のガソリン価格(丸紅昭和タウン店)~安い!
原油価格は新型コロナウイルスの影響で2月末からジワジワと下がっていたが、いつも利用する丸紅昭和タウン店やオカモト五稜郭駅前店はついに120円を切った。それにしても、いつも思うことは「函館のガソリン価格は安い」ということ。
値下げの原因は、原油市場に占める存在感の大きな中国の需要減による減産らしい。特に3/9には原油相場が大暴落したようだ。日本のガソリン価格に直接影響のある「ドバイ原油価格」も同じく下がっているとのこと。再来週くらいまで下がり続けるのではないかという見通しもあるようだ。
新型コロナウィルスで、良かったことはこれくらいかも? 大量ガソリン消費者としては非常に助かる。