癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

函館駅周辺の新築ホテルラッシュ

2020年03月05日 | 日常生活・つぶやき

 2019年4月の読売新聞記事(オンライン)より借用

 上記の内、現在、名前が変わっているのが2棟。「ロイヤルパークER函館駅前」→「ラ・ジェント・ステイ函館駅前」  「東急ステイ函館」→「東急ステイ函館朝市」

 函館は、北海道内有数の観光地だが、老舗デパート棒二森屋の撤退などで地盤沈下が進む中、ここ1~2年、JR函館駅周辺を中心に、地方都市では珍しいホテルの建設ラッシュが起き、6棟の新築ホテルがにょきにょきと姿を現している。

 短期間でのあまりにも急激な景観の変化に、先日、摩周丸を見に行った時に、それらの6棟をカメラに収めて来た。

函館駅北隣の「ラジェンド・ステイ」(261室)~2019年12月オープン済

 

函館駅西隣の「JRイン函館」(210室)~2020年春オープン予定

 

大手町の「センチュリーアリーナ」(286室)~2019年春オープン済み。右後ろのホテルは2018年秋にオープンした「函館国際ホテル新館」。

 

現在、朝市の横に工事中の「東急ステイ函館朝市」(175室)~2020年春オープン予定

 

高砂通り屋台村の向かいに建つ「ユニゾインエクスプレス函館」(277室)~2019年12月オープン済

 

高砂通りの1本北側に建つ「ホテルWBF函館(海神の湯)」(336室)~2019年10月オープン済み

 これまでの宿泊施設数は約180で計約1万5000室あるが、これまでの大型連休や夏の週末は満室がざらだったらしい。市内全域で2、3年後には予定も含む建設中の物件が全て完成すると最大約2500室増えるとのこと。

 関係者からは、「宿がとれず旅行をキャンセルする人が減るだろう」「競争は激しくなるが、お客さまにとっては選択肢が増えていい。街の雰囲気も明るくなる」「学生のスポーツ大会から医学会など幅広く展開できる」などの期待の声が聞こえる。その一方、価格のダンピング、観光業界全体を取り巻く労働者の確保に懸念を抱いているようだ。駅周辺だけでなく、湯の川地区でも既存のホテルの増改修が進み、ホテル新設の計画もあるようだ。

 観光都市として新たな転換機を迎えて、宿泊施設への投資が活況に沸くことは良いことだ。しかし、これらのホテルの多くは外国人観光客をターゲットにしているのだろう。そこへこの度の新型コロナウイルス騒動である。果たして大丈夫なのか・・・自分は利用することのない函館市内のホテルではあるが、心配になってくる。