<2輪開花した淡路ヶ峠の陽光桜>
<淡路ヶ峠展望台から眺める瀬戸内海に沈む夕日(手前は松山市街地の灯)>
昨日、四国の松山市の法起坊見習いさんから、四国の春を感じさせてくれる画像添付のメールが届いた。
松山市を一望できる淡路ヶ峠の展望台からの「2輪開花した陽光桜」と「瀬戸内海に沈む夕日」である。陽光桜の開花は例年より4~5日早いという。
この陽光桜は、昭和56年(1981年)松山誕生の平和の象徴の桜である。第2次世界大戦中に学校教員であった高岡正明が、戦後、戦死した生徒たちの冥福を祈って各地に桜を贈ることを思い立ち、25年の試行錯誤の後に誕生させた桜・・・函館中央図書館前にもあり、ソメイヨシノが終わったころに見ごろを迎える。
法起坊見習いさんとは、昨年の平成と令和の元号またぎ登山で利尻山に登っているが、この淡路ヶ峠は、一昨年の四国遍路の際に、3/26に案内していただいて、この陽光桜を眺め、松山市街地の展望を楽しんでいる。
松山市は、夏目漱石の「坊ちゃん」の舞台で、松山城や道後温泉で有名な観光地だが、現在は、新型コロナの影響で、どこもガラガラだそうだ。
その点、自然界は、こちらの人間界の騒ぎなどどこ吹く風。いつもより早めながらも同じ春が始まっている。こちらの桜が咲く頃までには、何とか収まって、心置きなく春爛漫を謳歌したいものである。
そんなことを考えながら、ウォーキングついでに、今年は雪がなかったので、もしかしたらと思い、遺愛学院のクロッカスとスノードロップを見に行った。
スノードロップは、蕾を開き始めていたが、一面に咲くはずのクロッカスは、数株の蕾を見つけただけだった。いくら何でもまだ早かったようだ。
2017年4月4日の遺愛学院のクロッカス ↓