癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

珍しい街路樹の花

2015年06月18日 | 花・紅葉だより

ハシドイの花

 今月初めに21km走った翌日に左膝の下に軽い痛みを感じて、いつもお世話になっている五稜郭整骨院へ2~3日ごとに治療とケアのために通院している。

 その道中の中央警察署から田家町までの「新興通り」で、今まで気づかなかった珍しい街路樹の花を目にした。木の名前を調べているうちに同じようなことに興味を覚えてアップしているブログがあった。

 それによると、「ハシドイ」というライラックの仲間らしい。名前の由来は、木の枝の先端に花が集まる「端集い」から来ているとのこと。


 「新興通り」に咲くハシドイの街路樹・・・市内では、この通りだけのようである。


 さらに、そのサイトで、五稜郭病院前の通りにも、珍しい街路樹の花が咲いているとのことだったので見に行った。


白花と赤花のヤマボウシ

 ハナミズキの仲間で、名前の由来は、中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い花びらを白い頭巾に見立て、比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえたらしい。
 秋にはイチゴのように赤く熟した実つけ、紅葉も美しいそうだ。函館では街路樹の数としては少ないようだが、他の街では花・果実・紅葉と3回楽しめる街路樹として結構植栽されているらしい。


五稜郭病院前の通りに咲く白花と赤花のヤマボウシの街路樹



函館市でもっとも多いプラタナス(モミジハスズカケ)の街路樹

 「函館市の街路樹一覧」によると、函館市内の高木の街路樹で一番多いのがプラタナスで、2番目がナナカマドのようだ。
 しかし、このプラタナス、秋になると、その大きな枯れ葉が風で飛んで来て、我が家の前にたくさん散らかってかき集めるのが大変である。その上、毎年大がかりな枝の剪定作業が行われ、非常に費用も掛るやっかいな街路樹だと思っていた。

 同じことを考えていた知り合いが、市役所の担当者に「毎年剪定作業に金が掛るし、葉も散らかるプラタナスを街路樹にするのではなぜか?」と尋ねたそうだ。その答えは、「プラタナスは、あっというまに大きな葉をびっしりと繁らせるし、この木が一番、二酸化炭素(CO2)や車の排ガスを吸収し、酸素(O2)を放出するので、世界でもっとも多い街路樹なんだよ。」とのこと。初めての認識に感心していたら、「あんた学校の先生だったのに、そんなことも知らなかったのかい?」と付け加えられたとのこと・・・。
  この話を聞いてから、プラタナスを見直すことになった。

4年目に突入『ほっかいどう山楽紀行』

2015年06月17日 | 登山・旅行

 拙筆による北海道新聞(札幌圏版)隔週金曜日朝刊連載の『ほっかいどう山楽紀行』だが、記録を見たら、第1回が2012年6月2日の「空沼岳」だった。すでに、4年目に突入していた。早いものである。明日が77回目の「伏美岳~ピパイロ岳」の掲載日である。

 いつまでという見通しや約束はなかったので、漠然としたまま引き受けて今日を迎えている。ただ、「終わったら本にしましょう」と言ってくださったので、であれば、本としては最低200ページは必要だろう。1回分を見開き2ページに掲載しても100回分は必要だろうと考えて、そのことは伝えてある。
 
 ここへ来て、困っていることが一つある。それは、積雪期(12月~5月上旬)の約半年間の記事である。これまでは、なるべく旬な山ということにこだわり、自分が登った山の中から掲載時期に合わせた内容の山を選んできた。したがって、積雪期は一般的に夏も登れて冬も登れる山を選んできた。掲載写真も雪山を使い、内容も冬山登山の様子も記述してきた。それは始めたころの担当編集委員の要望だったからだ。

 しかし、ここへ来て、夏も登れて冬も登れる山が少なくなってきた。あってもマイナーな山が多い。100回にこだわると、あと23回分だが、まだ書きたいメジャーな山がたくさん残っている。しかし、積雪期にはアプローチが難しく、一般的でない山が多い。

 ちなみに、積雪期にこだわらなければ、今後ぜひ掲載したい比較的メジャーな山は下記である。
遊楽部岳、乙部岳、カルルス山~来馬岳、手稲山、神威岳(札幌)、オプタテシケ山、忠別岳、愛別岳、石垣山、三国岳、音更山~石狩岳、ウペペサンケ山、平山、楽古岳、神威岳(日高)、チロロ岳、イドンナップ岳、エサオマントッタベツ岳、野塚岳、横山中岳、豊似岳、羅臼岳、武佐岳、知床岳、天塩岳、利尻山など。
 ただし、冬期間でも、夏山だけの内容で、旬な山という要望には応えることができない。

 このほかに、逆に、夏は一般的でないが、積雪期なら登れる割と人気の高い山で、書きたい山は下記である。
 群別岳、浜益岳、ピリカヌプリ、海別岳、函岳、チトカニウシ山など。

 この辺りを、現在の担当編集委員と相談した上で、今後の予定を決めようと考えている。

 ★これまでの76回分の記事は、すべて下記で読むことができます。 
 http://sakag.web.fc2.com/sangaku.htm 

燈明岳~奥丸山~知内岳~岩部岳・縦走

2015年06月16日 | 登山・旅行

縦走したGPSトラックログと越えた13のピーク

 
 先月末から偵察を重ねて、知内山地の燈明岳(577.5m)~稜線上の奥丸山(三角点名)(826.3m)~最高地点の知内岳(地元での通称)(854m)~岩部岳(794.2m)の国有林境界刈分け道を利用して縦走ができそうなので決行してきた。

 当初は13日(土)の予定だったが雨で今日に延期になったので、メンバーは、平日山行が可能な60歳以上の健脚メンバー4名(Toaさん、龍さん、三太郎さん、私)。

 朝4時に函館を出て、車を1台を岩部岳の登山口となる大きな沢林道の終点へデポし、戻って東莱出石線林道ゲートからスタート。まずは、6/1に見つけたばかりの道を辿って燈明岳へ。燈明岳からの展望は残念ながらガスで見えなかった。

 そこから稜線上の奥丸山までのブナの巨木が生える尾根に付けられた刈分け道を辿った。広く刈払われているが、ところどころ笹がかぶっているところもあった。

 三角点ピークの奥丸山からは稜線上の歩きとなる。最高地点の知内岳から岩部岳までの間は長い稜線上にそびえるアップダウンの激しい7つのピークを越えるタフなコースだった。

 稜線へ出たらみごとな青空が広がり、新緑の濃さを増した気持ちの良いブナ林の中の歩きだった。おおむね快適な道が多かったが、ところどころ笹がかぶっているところもあった。特に610ピーク~607ピークの間が藪が濃かった。しかし、足元はしっかりしているので、足元を見ながら歩けば道を見失う心配はない。さらに、普段人が通らないこともあり、熊の糞は至る所に落ちていた。

 岩部岳の登山道は、つい最近始まった新しい伐採林道の開削工事で寸断されて、非常に分かりづらくなっていた。4名中3名は昨年から何度か歩いているので、なんとか下りてくることができた。しかし、現在、その下で造材作業もしていたし、8/31の林道開削工事と造材作業が終わるまでは入山しない方が賢明かも? その後は、途中までその林道を使って歩くことができそうだ。

 所要時間8時間50分 (6:15スタート~7:10燈明岳7:25~9:00奥丸山9:15~9:35知内岳9:40~13:40岩部岳13:50~15:05下山)
 ※久しぶりの9時間近いタフなロングコースだった。健脚ぞろいでもこの時間なので、誰にでも勧めれるコースではない。


6/1以来の燈明岳頂上


1級国道のようなところもある


足元はしっかりしているが、このように笹がかぶっているところもある


10年ぶりほどの豊作と言われるブナの実


知内山地最高地点の通称・知内岳の冬山用に設置された山頂標識を囲んで


快適なブナ林の稜線を行く


682ピークから683ピークと岩部岳を望む



岩部岳山頂の三角点を前に


岩部岳直下から縦走してきた燈明岳(左)~知内岳(中央)~越えてきたいくつものピークを眺める


岩部岳直下から見下ろす岩部の集落

下山後、燈明岳の登山口(ゲート前)で車を回収し、知内町営こもれび温泉に入って帰路に就いた。

詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了) 

バラの季節到来

2015年06月15日 | 花・紅葉だより

近所のみごとなバラ庭園 

バラと言えば、華やかな花の代表格で、北海道では夏到来を思わせる花である。
 今年はほかの花同様、例年より早くすでにあちこちで見られるようになった。
 最近は、道内各地でもあちこちでバラ園が見られるようになっている。
 しかも、どこも種類の多さと株の多さを競っているだけに、珍しいバラも多くとても華やかな感じである。

北海道のバラ園一覧2015
http://baraen.net/01.html

 6年前の6月下旬に撮影したお気に入りの西部地区の「バラのある風景」をご覧あれ!
 http://blog.goo.ne.jp/sakag8/e/22ffce4969bde99cb13bc5ff833abbc8

植物観察会・大石の沼まで

2015年06月14日 | 花・紅葉だより

毛無山登山口駐車場で出発前のセレモニー

 中国の四姑娘山麓フラワーハイキングなど、これまでにときどき山にご一緒している工藤光信さんが会長の函館植物研究会主催の一般の方も参加できる観察会が、毛無山登山道の大石の沼までの間で開催された。この時期はランの仲間以外にあまり花が目に付かない時期なので興味もあって参加してみた。

 山で顔を合わせている方も多く、主催側も驚く30数名もの参加者だった。列の間に詳しい研究会のメンバーが入っておられ、いろいろな場所で、花ばかりでなく、実を付けたものや我々なら目に止まらないようなものまで、立ち止まって丁寧に説明してくれる。

 特に同じような仲間でも、その特徴の違いや見分け方などがとても参考になった。自分的には、先日の大千軒以来シダに興味を持ったこともあり、ずいぶんと多くの種類があることにも驚いた。

 
ササバギンラン      コケイラン       

 
ノビネチソリ         ホウの木の花 


桧沢の滝横のこのコース最大の急登を登る

 
クジャクシダ         ホソバナライシダ

 
ミヤマワラビ          イワガネゼンマイ

 
イヌガンソク(枯れた胞子嚢は生け花に使われる)   シシガシラ

 
ヤマイヌワラビ        やけに飾り花(ガク)が大きいツルアジサイ

 ここに掲載したシダ類は、全部今回初めて教えていただいて、インターネットでも確認したものばかり。
 ここにアップした以外にも、花は、オオバミゾホウズキ、ホウチャクソウ、オオバタケシマラン、オククルマムグラ(クルマバソウと良く似ている)、コンロンソウ、ニョイスミレ(ツボスミレ)、ツクバネソウ、クルマバツクバネソウ、ヒメヘビイチゴ、マムシグサなどが印象に残っている。

1年半ぶりの映画

2015年06月13日 | 日常生活・つぶやき



 我が家に配達される北海道新聞販売店で、年に2回ほど函館太陽シネマの3ヶ月限定の映画観賞券2枚が当たる懸賞がある。それに応募したら今回も当選した。これで2回目で、前回は昨年の正月に観た『永遠のゼロ』だった。

 何か面白そうな映画が来たら観ようと思っているうちに期限が近付いてきた。そこで、6/6に全国上映が始まったウォルト・ディズニー社製作の『トゥモローランド』の評判が良かったので観に行った。

 内容は、夢のあるSFアクション。地球の未来に警鐘をならす壮大なテーマなのだろうが、70年代に思い描かれた未来の世界が懐かしい感じで、夢と希望にあふれた明るく楽しい映画だった。

 CG技術をフルに駆使した、形にしにくいものの映像化にも感心した。不思議なロボット美少女アテナが可愛いし、地球の未来を救うために選ばれた二人の未来志向の夢に向かって邁進する姿や活躍も楽しい。

函館山七福神巡り

2015年06月12日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ

 七福神とは、弁財天・毘沙門天・大黒天・福寿禄・恵比須・布袋尊・寿老神という、七神のことをいう。日本古来の神様は恵比須のみで、弁財天・毘沙門天・大黒天はインドの神様、福禄寿・布袋尊・寿老神は中国の神様とのこと。

 七福神巡りは、元旦から7日までの間(もしくは15日まで)にお参りして歩くもので、室町時代に京都で始まったといわれている。やがて全国各地に広がり、江戸時代には庶民の風習として大流行した。

◆函館山七福神とは?

 函館山七福神の歴史は、江戸時代末期にさかのぼる。町民文化が盛んであったころに「七福神祭」が行われていたという記録が残っており、古くから信仰されていたようだ。また、函館山のふもとにある町の名前に、弁天町、旧大黒町、旧恵比須町と、七福神の名前が用いられていたことからも、身近なところに七福神の存在があったことがうかがえる。

 実は、6/7にガイド付きのこの七福神巡りの催しがあったが、大千軒岳登山の予定が入っていたので参加できなかった。そこで、今日、MTB(マウンテンバイク)に跨ってぐるっと回ってきた。

○弁財天 <厳島神社>
創建は江戸時代前期。古くから海の守護神として、漁業者や商人から信を得てきた。境内には、寄進された貴重な遺物が多く、手水石鉢をはじめ、加賀の廻船主たちが寄進した鳥居や、海上安全のため奉納された方位石などがある。
 
弁財天・・・もとはインドの水辺の女神。琵琶を奏でる姿から芸妓上達の神、また水は浄める力を持っているということから金運、財運をつかさどる女神とされる。
※公開(弁財天・恵比須堂のガラス窓越し) 

○毘沙門天 <称名寺>
 1644年創建。1881(明治14)年に現在地に移転。市内では高龍寺に次ぐ歴史があり、開港当初はイギリスやフランスの領事館、箱館戦争時には新撰組屯所が置かれていた。境内には、新撰組副長・土方歳三の供養碑や著名人の墓も多数ある。
 
毘沙門天・・・インドの神様。四天王のひとつ、多聞天の別名。右手に矛、左手に多宝塔をかかげる、武装分怒の守護神。
※公開(寺務所・宝物館内。寺務所に申し出が必要)

○大黒天 <実行寺>
 江戸時代に創建された日蓮宗の寺院。開港後はロシア領事館としても利用されていた。現在の建物は1918(大正7)年に完成したもので、本堂はケヤキが使われた美しいたたずまいの土蔵造り。境内には「日仏親善函館発祥記念碑」などの碑もある。
 
大黒天・・・インドの神。大黒神とも呼ばれ、元来は武神。右手に小槌を持ち、米俵を踏まえている姿になり、恵比須神と並んで厨房の神とされる。
※公開(北辰殿内。寺務所に申し出が必要)

○福禄寿 <船魂神社>
 函館山のふもとの日和坂上にある神社。北海道最古の神社といわれ、源義経にまつわる伝説もある。海に関連する神が祀られていて、漁業や船舶の関係者のみならず、受験生、就職活動中の学生など、進路守護を願うかたも参拝に訪れる。
 
福禄寿・・・中国の神様。南極星の化身といわれる。長頭で不老長寿の薬が入ったひょうたんを携え、延命長寿の神、また財の神、方除け神とされる。
※公開(境内本殿近く。自由に拝観可)

○恵比寿 <恵比寿神社>
 現在の函館繁栄の基礎を築いた江戸時代の豪商・高田屋嘉兵衛に関連する資料を展示していた北方歴史資料館(現在閉館)横にある神社。神仏の信仰厚かった高田屋嘉兵衛が守護神として屋敷に恵比須神を祀ったことから由来。

恵比須・・・右手に釣竿、左手に鯛を抱える姿から、元来は海を守る神、大漁の神、商業が栄えた室町時代のころからは商売繁盛の神とされる。
※非公開

○布袋尊 <天祐寺>
 1850(嘉永3)年、福島県相馬から来た僧が大聖歓喜天を祀ったのが始まり。現在は別堂に祀られているが、寺の前の青柳坂は「聖天坂」とも呼ばれていた。本堂に向かって右前には、かつて函館山にあった薬師如来石像も祀られている。
 
布袋尊・・・七福神の中で唯一実在した中国の禅僧。福々しい姿に大きな袋を背負い、喜びを施した。無邪気で無欲な心の豊かさを諭す神。
※公開(境内に入って左手。自由に拝観可)

○寿老神 <住三吉神社>
 神社の創立年代は未詳。言い伝えによれば、鎌倉時代に創建されたとのこと。1934(昭和9)年の大火により社殿が類焼。三吉神社と合併合祀の上、翌年、現在の社名に改称された。社殿に向かう参道は、桜観賞スポットとしても有名。

寿老神・・・中国の延命長寿の神。巻物を結んだ杖を携え、三千年の長寿の象徴の鹿をつれている。うちわで難を払うことから、諸病平癒などにも功徳があるといわれる。
※非公開(他の寺社にはあった七福神の立て看板もなかった)

フリーマガジン「peeps hakodate」

2015年06月12日 | 日常生活・つぶやき

 函館蔦谷書店が毎月出版しているフリーマガジン『peeps hakodate』の6月号(vol.19)が出たことを知って、函館中央図書館でもらってきた。

 このマガジンのことは以前から知っていたが、手にとってじっくり読んだのは、先月号が初めてである。コンセプトである「函館の新しい「好き」を見つけるマガジン」通り、しっかりした取材に基づく素晴らしい内容で、装丁も含めてとても無料とは思えないほど読み応えのある立派なタウン誌である。

 さすが、『日本タウン誌•フリーペーパー大賞2014』を受賞しているだけのことはある。

 先月号の特集は、「ずっと残したい函館のたいせつなもの」で、市電に関する記事に、運転士や車掌の指導官的役職だった自分の祖父や妻の甥っ子が写った写真が載っていた。

 今月号の特集は、「函館にまつわる21の旅の物語」で、函館の旅の達人21名が旅について書かれている。その中に、友人のも~さんのゲストハウス「自遊旅」と彼のこれまでの旅のことが載っていた。


 毎月10日頃発行され、蔦屋書店など市内のおよそ200箇所で入手することができる。これからもずっと愛読するつもりだ。

好天・好調の19kmジョグ

2015年06月11日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

中国系の観光客で賑わうハマナス咲く啄木小公園

 朝から爽やかな青空が広がったが、山へは行かず、予定通り「函館ハーフ」の練習をした。
 当日のスタート時間に合わせて8時にスタートした。コースは、自宅~旧戸井線(富岡本通線~緑園通り)~湯の川へ抜け、「函館ハーフ」のコースとなる漁火通り~松風町~折り返し地点の青柳町まで走り、十字街~巴大橋~自宅で、19kmちょっとだった。

 最初の1kmはアップを兼ねて7分/kmで入った。その後8kmまでは6分30秒/km前後のペースで走り、漁火通りに出てからは、最後まで6分/km前後のペースで走ることができた。
 
 2週連続20km走ができたので、6分/kmペースでの完走の自信はついた。あとは当日まで山にも登るので、長距離走はやらないで、山の疲れが抜けたときに、6分/kmペースの10km走を中心に練習することにしたい。
 
 例によって朝食はバナナ1本のみでも、スタミナ的に全く問題はなかった。昨夜のほいど喰いの分もエネルギーになったようだ。ちなみに、GPSウォッチによると、消費カロリーは1308kcalで、体重がスタート前より1.5kg減って、58.8kgになっていた。ほとんど汗で失った水分なのだろう。取った水分は走りながら飲んだスポドリ500mlのみ。 


産業道路の下をくぐる緑園通り(旧戸井線)の有斗高校付近


同じく漁火通りを走るランナー


巴大橋の登り口から眺める摩周丸


走ったコース

久しぶりのほいど喰い

2015年06月10日 | 食べ物

 朝食抜きの食事を始めて2ヶ月経過し、体重も減り、内臓脂肪も中性脂肪も正常値内に収まって安定してきていることもあり、最近、国道5号線と産業道路の交差点にオープンした「焼肉きんぐ」の20%割引券と60歳以上500円引きに釣られて、久しぶりの「ほいど喰い」をしてしまった。

 ちなみに、「ほいど」とは、「いやしい、食い意地が張っている、欲張り、乞食」などといった意味の東北弁に端を発した函館弁である。 
 
 

 

 

ここに写っていないものも含めて、二人で26品目も食べてしまった。
明日は20kmジョグをするつもりなので、そのエネルギー源としてすぐに消費できるだろう。

減る年金・増える支出

2015年06月09日 | 日常生活・つぶやき

昨朝、茂辺地の海岸で目にした光景

 春からこの時期まで、役職柄、いろいろな退職組織の総会等への出席が多い。今日も某退職組織函館支部の総会に来賓として招かれた。

 どの組織も共通の話題や悩みは、「健康で長生き」は一番だが、次は、「減る年金と増える支出」だ。年金が減額されてきているのに、国民健康保険料や介護保険料がどんどん増額し、消費税も物価も上がってきている。さらに、「会員の減少」である。自分が函館支部長を務める組織もそうだが、組織離れの風潮で、新会員の加入が減り、中途退会者も増えている。その背景を探ると、やはり「減る年金と増える支出」の影響が大きい。

 昨日、年金機構から封筒が届いた。例の不正アクセスで自分の情報が流失したお詫びかと思ったら、国民年金(基礎年金)の年金額改訂通知書と、各支払期の(2ヶ月ごと)の支払額の通知だった。しかし、それから控除される2人分の介護保険料と個人住民税を合わせると、40%近くにもなることに改めて驚いた。

 これまではあまり気にしたことはなかったが、函館市の介護保険料は高い方だと聞いていた。これは、市独自で決める金額なので、老人の多い函館市は益々高くなりそうで怖い。

 このほかに、毎月、年金額の20%近い国民健康保険料(2人分)も支払っている。おまけに介護が必要になったら、もっと莫大な支出が待っている。損臭い感じだが、介護保険は使わないで死にたいものだ。

 どこかの国の首相の頭には、益々増えることがはっきりしている高齢者の豊かな生活対策はないらしい。今でも、年金だけでは、「生かさぬように、殺さぬように」レベルの生活しかできない状態だ。これでも自分たちの年代はまだ良い方らしい。これから年金生活に入る年代はもっと大変なようだ。今後の老後生活は夢も希望もなくなって行きそうな感じだ。

 幸い、現在は貯蓄を切り崩して遊んでいる状態だが、いずれは今のような生活ができなくなる時が来るのは確かだ。金と体が続く限り、遊べる内はうんと遊んでおきたいものだ。虫のいい話だが、「遊べるだけ遊んだからもう悔いはない」と思ったら、すぐにでも逝きたいと願っている。

4回目の知内丸山

2015年06月08日 | 登山・旅行

 知内山地の一等三角点の山である。地図上では「丸山」だが、丸山は道内でも一番多い山名なので、ここも地名を冠して「知内丸山」(664.5m)と呼ばれている。小谷石から登山道が開削されたのは2007年で比較的新しい山である。自分の初登は、登山道ができる3ケ月前の2007年の冬。山スキーで頃内林道から燈明岳~奥丸山~知内岳~知内丸山と縦走をしている

 その後、登山道ができた10日後に登り、さらに、2011年には函館ライフスポーツの春の登山会でも登っている。

 今回は、昨日の大千軒岳に引き続き、『北海道夏山ガイド』の取材に来たTetsuさんに付き合っての4回目の訪問である。高曇りだが、遠望は津軽海峡を挟んで、下北半島や津軽半島はもちろん、岩木山や八甲田連峰まで見えた。

 登山道を登るのは3回目だが、改めて急登が多いことに驚いた。こんな急登が続く山にライフスポーツのメンバーは文句も言わずに良く登ったものだ。申し訳ない。

 登り2時間、下り1時間30分


登山口に建つ今年の5月13日に改築されてリニュアルオープンした「矢越山荘」。
小谷石の津波などのときの避難所になることははっきりしているらいい。
それ以外の利用方法や管理者も未定だそうだ。
できれば、一般の登山者も利用できるようにしてもらいたい。
この建物は、知内町内では一番最初(明治15年)に開校された旧矢越小学校校舎を模して改築されている。


段々畑の痕跡が残る登山道の続く尾根。この周りには人工的な平坦地が多く「開拓大地」の標識もある。
下山後、地元の人に聞いたら、昭和20年代まではあちこちの山奥に畑を作っていたとのこと。
水田を造る土地はなかったので、もっぱら主食のジャガイモが主な作物だったらしい。


ブナの幹が変形していくつかの顔のようにも見える「八面樹」


2本のブナが根元で絡み合い変形して、複雑に幹を何本も伸ばしている「百手観音」


林を抜け、小谷石の集落と津軽海峡をバックに、風が強くて木が育たないという稜線下の斜面を登る


眼下の小谷石集落と津軽海峡をはさんだ下北半島と津軽半島の眺め


ネマガリダケの稜線を辿り、一等三角点と落ちて欠けていた標識に迎えられて頂上へ到着


岩木山をズーム・・・こんなにはっきり見えたのは初めての経験だ。
無風でポカポカ陽気の頂上で、素晴らしい展望を楽しみながらのんびり休憩。


下山途中に、樹間から見えた知内の海岸線。奥に駒ヶ岳も横津連峰も見えた。


 詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

花はピークを終えていた大千軒岳

2015年06月07日 | 登山・旅行

すでにピークを終えていたシラネアオイの群落から千軒平と大千軒岳を望む

 函館のトップトライアスリートで、最近は全国的なトレイルランの大会にも参加しているFuさんから20日ほど前に、「6/7に大千軒に知内川コースから登る計画なのですが、ご一緒していただけませんか?メンバーは、ほかに弟とヒロコさんです」とのメールを受け取る。

 この時期に自分も登るつもりだったし、新しく『北海道夏山ガイド』の執筆陣に加わった江別のTetsuさんからも、今年になって函館へ引っ越してきたよもぎさんからも「花の頃に登りたいのでお願いします」と言われていたので、ほかにTaoさんも誘って、結局7名で登ることになった。

 4時にTaoさんとよもぎさんを乗せた自分の車と、ほかのメンバーは知内の道の駅で合流し、Tetsuさんを乗せて、2台の車で知内川コース登山口を目指した。

 最高の天気に恵まれたが、いつもはピークを迎えて一番きれいな時のはずだったが、今年は、大千軒も1週間以上も早かったようで、この時期を彩るすべての花がすでに終わりかけだった。来週末はすべて終わっているだろう。

 5:30スタート、登り4時間15分 下り3時間15分(ともにゆっくりの休憩時間を含む)、ゴール13:25.帰りに知内温泉に入って帰路に就いた。


知内川に架かる萩茶里橋から千軒連峰を望む。大千軒岳は右の尖った一番高いピーク。


沢沿いに多く目につくサワグルミの木。道南南部が北限の木。


沢沿いの踏み跡を行く。周りの木はほとんどサワグルミ。


がんばれ岩の上から函館山方面や汐首岬を望む。


日本一の規模を誇るシラネアオイの大群落。この左奥にも一面に広がっている。
ところが残念ながらすで終わりかけていた。


山頂をバックに千軒平の十字架の前で


2/3以上は散っていたエゾノハクサンイチゲ


2/3以上は散っていたミヤマキンバイ


すっかり開ききっていたミヤマアズマギク


頂上での集合写真

今回は、Taoさんにシダを教えてもらった。(下記のほかにサカゲイノデとシシガシラ)
 
オオメシダ      リョウメンシダ 

 
ジュウモンジシダ(画像では不明だが葉の根元に十文字に葉が付いている) ウラジロヨウラクツツジ(道南のみ)


過去の山行記録は下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/daisengen-moto.htm

例年6月に大千軒岳を彩る花たち
http://sakag.web.fc2.com/daisengen5-hana.htm

ひろめ舟祭り

2015年06月06日 | イベント鑑賞・参加

装飾された漁船をバックに勇壮な舟漕ぎ競争

 今日は自分が南茅部町に住んでいたころに始まった第30回南茅部ひろめ舟祭りへ、南茅部を出て以来初めて訪れた。
 このお祭りは、豊かな海の恵みと漁港に感謝し、豊漁を祈願する祭りである。最初のころは、舟漕ぎ競争だけがメインだったが、今は装飾した漁船のパレードや歴史ある郷土芸能、夜には有名歌手を招いての歌謡ショーや花火などなど、にぎやかで大きな祭りになっていた。

 「ひろめ(広巾)」とは、葉が広いことによる古来からの「昆布」の呼称で、ひろめ舟とは天然昆布漁で使用する木船のこと。


 装飾された南茅部漁協各支部の漁船がならぶ臼尻漁港


舟漕ぎ競争・・・多くの部があり、中でも地元の漁師のチームの闘いが一番迫力があった。 

 
スタートしてまもなくの状態   折り返し地点の様子


 大きな鍋で作っている「浜なべ」

 
浜なべに並ぶ列   1杯100円で甘エビが6個くらいと大根とキノコとネギが入っていてとても美味しかった。
 


たくさんの大漁旗や電飾で装飾した「漁火パレード」
昼の部は1隻ずつのお披露目だったが、夜は電飾をともして5隻が連なって沖まで出て戻ってくるらしい。


 夜には、鳥羽一郎と山川豊の兄弟による歌謡ショーと花火と漁船の漁火パレードもある。しかし、明日は4時出発の大千軒岳だったので、今年はパスして、来年の楽しみとした。

昔の職場の集まり

2015年06月05日 | 日常生活・つぶやき

 昨夜は、新卒時代の職場の集まりがあった。昔はみんな20代~30代だったのが、今では60代後半~80代になっている。こういう場へ参加できる人はみんな元気だ。
 しかし、上司だった方が先月に亡くなったりして、参加者が徐々に少なくなってくるのが淋しい。

 話しているとそれぞれ若いころの持ち味は全く変わっていないのが楽しい。しかし、みんな歳をとってくると、昔のことはよく覚えているのが不思議だ。


 弘前から参加した方がいて、その方を囲んで、珍しく松風町へ二次会に繰り出した。久しぶりにカラオケを歌って飲み過ぎて酔っぱらってしまった。

 帰りに、広小路のトイレへ寄ろうとして、道路との境に設置されているチェーンが分からないで、それに躓いて転倒してして、額を擦り剥いてしまった・・・情けない。おまけに、今日は二日酔い気味で、額に大きなバンドエードを貼って、傷の痛みもあったりで冴えない1日だった。

 一緒に帰ったyamaさんから、夕方に、ブログがアップされていないので、怪我が大丈夫かと心配の電話がきた・・・申し訳ない。