何しろ読んだのは大昔だ。十代前半であろう。何が印象的といって、覚えているのは後の発明王エジソンの苦学中、貧困についての二つの逸話。食べ物を買えず水ばかり飲んで腹を膨らませたこと。そして。ドイツ語の家庭教師の仕事を「ドイツ語ができます」と嘘をついて引き受けてしまうところ。彼は翌日教える内容を徹夜で勉強して家庭教師をする。この姿は、私のような付け焼き刃勉強派の遅筆劇作家にとって、身につまされると同時に深く励まされる。
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