亡くなられた。肺ガンだという。縁のある何人かの人が、私のところにまで「残念である」「ショックです」と伝えてくる。筑紫さんは私の芝居を何度か観てくれた。新国立劇場にはご自分のゼミの学生さんを連れてきてくださり、終演後長くロビーでお話しした。『だるまさんがころんだ』の中には「筑紫哲也さんも言ってたさ」というフレーズが出てくる。ご本人が観劇中そのシーンで他の観客と一緒に笑っておられたのを覚えている。
もろもろの仕事がなかなか進まない。しかし意地になってこのブログを一日一回更新することを続けている。一種の験担ぎであろう。他の仕事をさぼってまで、という事ではない。歯を磨いたり、用を足したりするのと同じだと勝手に考えている。土田英生君が言っていたように一種の依存症というか現実逃避なのかもしれない。さあ今日のぶんは書いたぞ。とにかく、進め、進め、である。