日韓演劇フェス『壁の中の妖精』。演出ソン・ジンチェク氏と挨拶。主演キム・セイニョの魅力、迫力。音響は歌のディバーヴ効き過ぎと思うが。二人の娘ソン・ジウォンはソウル版『屋根裏』に教師とニュースキャスターの役で出演中。福田善之脚本のエッセンスが韓国にうまく移し替えられている。韓国の話になったので韓国語の響きがよけい生きるのだろう。その後、新国立劇場で打合せと『現代能楽集 鵺』第二部の稽古を見る。
歯医者。いろいろな連絡。仕事捗らず。新人稽古発表会。ミーティング。数人を除いて劇団員ほぼ全員が揃う。三十人以上のミーティングは、やはり一度にとらえられる視野を越えている。終わって、韓国の話などせがまれるが、さわりだけで、次の機会に。雑務を終え帰宅。鵜山さんにコピーをもらった60年前の小林秀雄のイプセン論は面白い。