前々から推薦されていたパラドックス定数を前夜に王子で観て、ほぼ徹夜で書き物二種を上げ、睡魔との格闘を予想しつつ午前十一時から新国立劇場『ヘンリー六世』通し上演。休憩入れ十一時間半、うとうとしかけたのは一瞬だけ。隣で演出の鵜山仁氏、前後でスタッフ陣が観ていたりするんだもの。島次郎氏の美術はこの劇場とのつきあい方の一つの結論というかお手本のように思える。周囲の照明が暗い時が多いのとヘンリー王は手足が見えなかったりするので、前田文子さんの衣裳は圧倒的な存在感。観客の視界に入っているのが五十%以上衣裳だったりするのだ。このお二人と第二部前半までを牽引する中嶋しゅうさん、第三部で活躍する浅野雅博さんとは来年3月俳優座劇場プロデュース『兵器のある風景』でご一緒する。第一部は木場勝己さんのかっこよさに痺れる。超大作、お疲れ様でした。
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