Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

協会の日

2011-05-10 | Weblog
劇作家協会の代議員総会+運営委員会、続いて会員総会。座高円寺地下三階稽古場が会場。午後1時から。年に一度の一日仕事。会長はずっと司会を務めるので、なかなかタフな日なのである。それにしても忙しい中、いられる時間だけでも、と劇作家の皆さん集まってくれる。土田英生、小松幹生両氏など、相当無理して来てくださった。……この階は仕切りはみんなガラスである。向かいの稽古場では劇場創造アカデミー一期生が修了公演の本番寸前追い込み稽古。このあいだ渋谷でのチャリティーリーディングに参加してくれた面々も。たまに彼らの演出をしている佐藤信芸術監督がこちらの会議をガラス越しに覗いている。隣の稽古場では川村毅演出パゾリーニ戯曲の稽古。稽古の休み時間なのだろう、出演の手塚とおるちゃんが時々、こちらをガラス越しに覗いていたりする。彼と二人で<坂手塚>というユニット名で半分即興の芝居をやったのはもう十四年も前である。最後には全員自己紹介をするというアットホームな総会を終える。その後、鈴木聡さんが博報堂を辞めた経緯を聞く。平田オリザ内閣官房参与からも楽しい極秘の話を聞き、「ツイッターに書かないでね」と言われたが、ツイッターはやってないのだ。はい。
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『帰還』

2011-05-10 | Weblog
劇団民藝への書き下ろし新作『帰還』、終わりまで到達したが、まだ部分を直していた。なかなかその世界から意識が抜けきらない。自分にとって未知の世界を題材にしただけに、いろいろと準備が必要だった。それゆえ時間のかかり方が違ったともいえる。主人公を演じるのは大滝秀治さん。完全に当て書きである。と言いたいが、私はそれほどご本人のことを存じ上げているわけではない。頼りになるのはやはりひとえに直感のようなものである。これまで自分の書いた戯曲の中で、登場人物の平均年齢が最も高い(はずである)。もちろん現在の私の年齢よりも高い。これにはびっくりする。だが登場人物は決してアクティヴでないわけではない。演出・山下悟氏、美術・島次郎氏、照明・小笠原純氏は旧知である。いったいどんな芝居になるのか。皆さん、よろしくお願いいたします。……公演情報は以下の通り。http://www.gekidanmingei.co.jp/2011kikan.html
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