Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『ここには映画館があった』名古屋公演

2013-12-03 | Weblog
燐光群 創立30周年記念 第四弾
『ここには映画館があった』

12月4日(水)19:00 開演
名東文化小劇場
 地下鉄東山線「 上社」下車 1番出口すぐ 市バス「上社」下車すぐ
 名古屋市名東区上社一丁目802番地 上社ターミナルビル3F
 TEL 052-726-0008

故・若松孝二監督が始めた「シネマスコーレ」、演劇とも縁の深い「名演小劇場」などがある名古屋は、映画を愛するミニシアターの多い街でもある。
ぜひ観に来ていただきたい劇です。
名古屋・東海地区の皆さま、ご来場をお待ちしています。

http://rinkogun.com/Next_Nagoya.html
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TPP、誰が責任を持って他国と向き合うのか

2013-12-03 | Weblog
内閣官房TPP政府対策本部が、TPP交渉に関する状況について、説明会を開催。何百かの団体が話を聞いた。私も劇作家協会の立場で初めて参加、話を聞いた。
先月、米ソルトレイクシティで開催された環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉首席交渉官会合に日本が参加したことを受け、7日からシンガポールで始まる同協定の閣僚会合に向けての説明会ということだったが、これまで報道で見てきたとおり、明かせないこと、交渉中ということも多いわけで、漠然とした進行具合についての説明ばかりで、何とも歯がゆい感じがあった。
その前日、甘利明環太平洋連携協定(TPP)担当相とアメリカのフロマン通商代表が会合、米側及び日本以外のすべての国が、「すべての領域での関税撤廃」を「日本に要求している」現実が浮き彫りになっている。
そんな中、甘利氏が急遽、検査入院と発表された。おそらくそのまま入院となるだろう。シンガポールの閣僚会合に参加できない場合、代理で出席する閣僚の名が取り沙汰されている。多くの問題を含みつつ、年内の交渉妥結に向け大詰めを迎えるTPPへの影響を懸念する声が広がっているわけである。今の政府方針の是非以前に、難航分野で「政治判断」が必要なことは間違いなく、「甘利氏がこれまで築いた人脈が有効に使えないこと」が、確かに日本については不利に働くだろうし、その不在が「交渉不首尾」の言い訳、「責任の所在のぼかし」に使われないことを願うばかりだ。
ただ、忘れてはならない。
自民党はTPPに反対して選挙を勝った。公約違反が罷り通ることがないように願いたい。
誰が責任を取って他国と対応するか。拒否すべきことをすべて拒否できないなら「撤退するのみ」のはずだ。今の政府の動きはそう見えない。責任の押しつけあいが始まっているように見える。なんという内向きな者たちか。本当に深刻な状況なのである。その深刻さから逃げている。

午前中は劇作家協会で会報のための座談会。協会の創立二十周年の記念座談会である。出席メンバーは、渡辺えり、鈴木聡、青木豪、長田育恵、中津留章仁、工藤千夏の各氏。面白い話ではあったが、掲載のためにまとめるのがたいへんであろうとも思う。それにしても「二十年」。はたして、これから二十年後に、私たちはどうなっているか。
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