もう終わってしまったが、石川武志写真展「ユージン・スミスとミナマタ」がギャラリー EM 西麻布で開催されていた。
八十年代後半、仕事で関わっていた石川さんには、「東京ゴミ袋」ポスター・チラシで作品を使わせていただき、「カムアウト」ではポスター用の写真撮影もお願いした。何年か前、二十年ぶりくらいにかつての職場同窓会(?)で再会。なんとなく親交が復活したのは嬉しいことだ。
石川さんがユージン・スミスのもとで働いていた時期があることは聞いていたが、水俣でこれだけの共同作業をされていたことは、このテーマの石川さんの写真集が出るまで、きちんとわかっていなかった。
それにしても素晴らしい写真ばかりである。被写体との共感。時代を切り取る鋭さ。
石川さんとユージン・スミスの「出会い」も、ありそうでなかなかないことだと思う。
石川さんとの共通の友人というかかつての職場の先輩西やんが「先日、石川さんの写真展に参りましたが、新しい発見がありました。ユージン・スミスと坂手くんが似ているのです」というメールをくださって驚愕したが、石川さんと出会った頃のユージン・スミス氏と現在の私は同年齢なのだ。
写真展会場にあった昔の「LIFE」誌などさまざまな当時の媒体を見て、一種タイムトラベルしたかんじだった。
ユージン・スミス氏が「従軍カメラマン」として日本の敗戦への過程、その「戦場」の多くに立ち会った事実も、あらためていろいろと考えさせられた。
写真展チラシ写真をアップしようとしたがpdfでできなかったのでその中の写真だけをアップ。お許しあれ。
写真展は終わったけれど写真集「MINAMATA NOTE 1971-2012 私とユージン・スミスと水俣 」(千倉書房)は入手できます。
八十年代後半、仕事で関わっていた石川さんには、「東京ゴミ袋」ポスター・チラシで作品を使わせていただき、「カムアウト」ではポスター用の写真撮影もお願いした。何年か前、二十年ぶりくらいにかつての職場同窓会(?)で再会。なんとなく親交が復活したのは嬉しいことだ。
石川さんがユージン・スミスのもとで働いていた時期があることは聞いていたが、水俣でこれだけの共同作業をされていたことは、このテーマの石川さんの写真集が出るまで、きちんとわかっていなかった。
それにしても素晴らしい写真ばかりである。被写体との共感。時代を切り取る鋭さ。
石川さんとユージン・スミスの「出会い」も、ありそうでなかなかないことだと思う。
石川さんとの共通の友人というかかつての職場の先輩西やんが「先日、石川さんの写真展に参りましたが、新しい発見がありました。ユージン・スミスと坂手くんが似ているのです」というメールをくださって驚愕したが、石川さんと出会った頃のユージン・スミス氏と現在の私は同年齢なのだ。
写真展会場にあった昔の「LIFE」誌などさまざまな当時の媒体を見て、一種タイムトラベルしたかんじだった。
ユージン・スミス氏が「従軍カメラマン」として日本の敗戦への過程、その「戦場」の多くに立ち会った事実も、あらためていろいろと考えさせられた。
写真展チラシ写真をアップしようとしたがpdfでできなかったのでその中の写真だけをアップ。お許しあれ。
写真展は終わったけれど写真集「MINAMATA NOTE 1971-2012 私とユージン・スミスと水俣 」(千倉書房)は入手できます。