昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

新年おめでとうございます。2017

2017-01-01 20:06:28 | ご挨拶

新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

今年の元旦は日曜日。ということは教会に行かなければならない。というわけで、元旦早々から、時間に追われる忙しさ。
7時に起きて、お節と屠蘇の支度。
今年のお節は手を抜いて、サミットの仕出しで間に合わせることにした。それでも、ばーたんが叩き牛蒡や手綱蒟蒻、椎茸の含め煮などを作ってくれた。それに隣のおばはんが、手作りのお節を持ってきてくれて、屠蘇の席に加わった。
屠蘇の酔いもほどほどに教会へ行く。
今日は新年早々から礼拝司会だ。
まあ、酔いの勢いでちょっとめでたい気分も出して景気よくやった。
少々呂律が回らないところもあったが^^
しかし、今日はカルトも姿を現さず、しかも来期から就任する牧師の説教だったので、気分よく礼拝を捧げることができた。
4月からは、この牧師の下で、対カルトとの闘いが本格化する。
礼拝が終わり、会計処理を終え、家路に着く。
帰りに初詣の代わりに、太子堂の圓泉寺に寄っていく。
教会の帰りに初詣とは偶像礼拝ではないかと言われそうだが、文〇明を崇拝しているカルトを歓迎している教会に比べれば100倍マシである。
家に帰って、ビールで屠蘇の続きをやって、その後、布団に入って睡眠不足を補った。
7時からウィーンフィル・ニューイヤー・コンサート。 
新星グスターヴォ・ドゥダメルの指揮。
今年は選曲も新鮮だし、ドゥダメルの指揮も清新さあふれる好感の持てるものだった。
そして、引退したウィーンフィルの名コンマスであり大物のライナー・キュッヒルがゲストとしてインタビューに出演したのも驚きである。
しかし、オカブはウィーンに行く際は、専らシュターツ・オパーに通い詰めで、楽友協会には足が縁遠い。
今年の元旦は今年一年の開運を占うか如くに気持ちよく過ごせた。

初春の新たなることあまたなり   素閑 




年忘れ・そして新年おめでとうございます。

2015-12-31 23:59:53 | ご挨拶

今年も大晦日と相成った。
なにやらだらだら過ごした一年のような気もしないでもない。
しかし、なにはともあれ一年の締めである。
やはり感慨深い。
そこで、大晦日恒例の晦日蕎麦を夕飯代わりに食う。一ノ蔵無鑑査辛口のお銚子もつける。
食い終わったらすぐに『こうもり』のDVDを・・・・
カルロス・クライバー指揮バイエルン国立歌劇場1981年シルヴェスター公演である。
毎年のように言うがこの公演は古今東西を通じて最高の『こうもり』であろう。
『こうもり』が『シャンパンの歌』で幕を閉じると、NHKに切り替えて、第九公演。三楽章から観た。
指揮は2015年に首席に就任したパーヴォ・ヤルヴィ。
今年はソリストに福井敬と森麻季の二大御大を揃えた力の入れよう。
しかし、ヤルヴィの第九はやたら速いパッセージがあってちょっと頂けない。オケも彼の指揮を無視したような演奏だった。
結局、国音の合唱のレベルの高さだけが取り柄のような公演だった。 
ところで森麻季は一時の激痩せ状態から少しふくよかになった感じ。さすがに二児の母か?
クラッシック・ハイライトを観てから、『東急ジルベスター・コンサート』。
今年のカウント・ダウンは、ラヴェルの『ボレロ』。
曲の終わりは2015年23時59分59秒よりちょっと遅かった!

明けましておめでとうございます。

おおつごもりなんにもせずと過ごしけり   素閑 


正月元旦

2011-01-01 20:45:00 | ご挨拶

年が明けた。一応、家族と、隣家の叔母とで新年の祝い事。エルさんには、両親から、一応『去年は頑張りましたで賞』としてお年玉を小額。形ばかりのお年賀だ。そして、御節をつまみ年酒を酌み交わす。酌み交わすといってもほとんど親父の独り酒状態。まあこれもよい。御節は、蒲鉾や伊達巻などををのぞいてほとんどばーたんの手作り。これも長らく我が家の伝統だ。手作りの御節というのはまことによいものだと思う。近頃はやりのデパートや、有名料理店の仕出しの御節など食う気もおきない。まあ、買う金も無いというのも大きな理由ではあるが・・・飲んだくれる前に、かーたんの実家へ新年の挨拶。下の甥っ子に形ばかりのお年玉。うちに帰り、うとうとと寝正月。御節の残りとビールで適当に夕食を済ませて、夜7時から恒例の『ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート』。メストの指揮はベタのオーストリア人だけあってベタのウィーン風のワルツとポルカ。お国柄が素直に反映されていて安心して聞いていられるという点ではその通りなのだが、なにかけれん味が足りないというか物足りない。それならいっそのこと、ウィーンを訪れるおのぼりさん観光客に聴かせるつもりで、もっと「ベタベタ」のウィーン風を発揮して欲しかった。テレビをつけたまま白船夜船。よく寝る正月だ。


    朝日差し何はせずともまずは春     素閑

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イースターおめでとうございます。

2009-04-12 16:01:00 | ご挨拶

今年のイースターは今日、4月12日である。イースターと言うのは毎年日付が変わる、祝祭日なのだが、日付の決め方は、春分の日から数えて、最初の満月の直後の日曜日ということになっている。

イースターはクリスマスと異なり、純粋にキリスト教の祝祭だから、教会ではイースターのための礼拝がある。オカブは礼拝の前奏「イースター・オラトリオ」でテーマをフルートで吹いた。しかし、途中でテンポが狂い、とちってしまったのはご愛嬌。前日まで多忙でほとんど練習する時間が取れなかった。まあ、こんなこともある。

礼拝後、祝いの食事会があったのだが、オカブは仕事があるため、お先に失礼する。教会ではイースターの礼拝と並んで、「永眠者・召天者記念礼拝」というのも兼ねていて、いわば日本のお彼岸のような形にしているのだが、オカブはこのやりかたには疑問を持っている。イースターのキリストの復活と、物故者の復活をかけているのだろうが、この結び付けには無理がある。実際、イースターに召天者のための礼拝を全くやらない教会も多い。普通、物故者のための行事は、万聖節の前後、10月の末から11月にかけて行う教会が多数だろう。イースターの召天者礼拝は日本独特の風習である。イースターは純粋に祝うべきだ。

家に帰って、書類仕事。やってもやっても終わらない仕事の山だ。

 

      

   復活祭反故に埋もれて過ごしけり     素閑

 

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