今日は、日曜で教会の日。うちの教会の礼拝は10時45分からだが、教会学校の教師でもあるオカブは、教会学校の始まる9時から、毎週の教会がスタート。だから、日曜といっても朝寝坊はしていられない。今日の教会学校は、校長先生のお話。オカブは副校長で司会。子供たちと父兄で40名くらいの礼拝である。礼拝後は分級。オカブの受け持ちは小学校の高学年性たち。元気な盛りだ。今日は聖書カルタ取りをした。祈祷会、礼拝と進んで午後には役員会がある。毎月の役員会の日、オカブが役員会に出ている時には、かーたんは実家の母親に会いに行く。役員会は3月の教会予算総会の準備で夕刻の5時半ごろまでかかった。そして、役員会のある日曜はかーたんとディナー・デートの日。店は若林の行きつけのイタリア料理店『フォルツァ・ドンナ』と決めてある。この店は以前にも書いたが、味よし、サービスよし、値段よしで、オカブがこれまで行った飲食店の中で最高!だから月に1回のせめてもの外食には、必ず行くことにしている。かーたんと店で待ち合わせたが、オカブが着いたときには、まだかーたんは来ていなかった。そこで一人、ビールを取って、アミューズを肴にチビチビやっているうちにかーたん到着。かーたんはサングリアを一杯。料理はまず牛肉の叩き。レアの肉の柔らかさとガーリックの効いたソースのコンビネーションが絶妙。そしてマグロとアボガドのタルタル。これもいつもとる料理だ。新鮮なマグロがソースとマッチしてフレッシュにしておくが深い味わい。そして、サーモンのカルパッチョ。これは初めて取る料理だ。ガーリック味のソースに下拵えしたサーモンがなんともいえない。そして生春巻き。これはいつもいつもの定番の料理。海鮮と野菜、香草の入った春巻きをタレに浸して食べる。このタレがなんともいえないという芸の細かさ。そして海老のマヨネーズソース。これはこの前とって、かーたんがすっかり気に入ってしまった料理だ。ソースのあまりの美味さにもったいなくて、バゲットを取って、からめて食べてしまう。ビールも美味い。グビグビいく。そしてドルチェ。オカブはバニラ・ジェラート、かーたんはプリン。ちなみにこのお値段は380円だ。今日もすっかり満足して、ビールジョッキに六杯に、サングリア、そしてこの料理とディジェスティフのウィスキーソーダ、締めて8,280円。驚くべきお得なお値段だ。ボーイさんにドアの外まで見送られて、気持ちのいい挨拶にすっかり気分がよくなって、ついつい軽口も飛び出す。若林から、雨上がりの街を東北へと目当てをつけて歩いて20分ほどで我が家に到着。いい日だった。
春浅しほのかなる雨路濡らす 素閑