きょうはかーたんとのうん十何回目かの結婚記念日である。そこでご馳走を食べようといつものいつもの「フォルツァ・ドンナ」に行くことにする。6時に予約して約10分遅れでご入店。いつものマサさんがいない。どこか他の店に武者修行中という。ウェイターとはいえなかなか厳しい世界だ。飲み物はかーたんはいつものサングリア、オカブはもちろんビール。喉が渇いていたのでがんがんいく。料理はカツオのたたきレモンソースサラダ風、白身魚の奉書焼雨りケーヌソース、マグロとアボガドのタルタル、それにドンナ風春巻き。ドルチェはパンナコッタとキャラメルアイス・クリーム。魚が新しいメニューとして加わっており、しかも斬新さを前に押し出した試みであるにもかかわらず、すこぶる美味。感動した。かーたんと、来し方、行く末いろいろ語り合った。なにも見えない状況と、世の中だけども前向きに生きましょうということで一致した。かーたんに、ほんの安物のピアスを結婚記念日のプレゼントとして贈った。こんなものしか買えなくて本当に辛いんだけど、かーたんは気に入ってくれた。
夫婦連れ秋の雨にて濡れいくか 素閑