朝から夕刻まで教会に入り浸り。今期から、教会学校の教師という役割を引き受けたので、朝は遅くとも8時50分までに教会に入っていなければならない。というわけで、休日といえども寝坊などしておられぬ身になったわけだ。さらには、今日は年に2回ある教会総会が開かれる。2回とは年度末の3月に予算の報告と承認の総会と、年度明けの決算の報告と承認があるわけだ。1回にまとめてしまえばいいとも思うのだが、長年の慣例だから仕方がない。そこで、オカブは渉外担当になっているのだが、管轄の教会所有の賃貸物件の契約解消について、議論が紛糾して、2時間ほどで終わると思っていた総会がお開きになったのは、夕方の4時過ぎ。さすがに精も根も尽き果てた。歳をとるとまずは基本的体力がなくなるものだ。
晩餐には、そんなオカブを労うように、かーたんがわざわざ下北沢まで行ってオオゼキで鮎を買ってきて塩焼きを作ってくれた。今年、お初の鮎である。鮎の解禁はほとんどの地域でまだだろう。どうせ養殖モノの鮎だろうが、悲しいかな、オカブは天然物の鮎と養殖物とを味わい分けるだけの舌をもっていない。だから3匹で390円の鮎も、大変美味しく食味した。一度、今生の思い出と思って、貴船の鮎や、吉野川の鮎を味わってみたいものである。
柿若葉しずくの光る日暮れかな 素閑