ホイリゲ・パーティーに行ってきた。
ホイリゲ(Heurige)とはオーストリアのワインの新酒のこと。ボージョレ・ヌーヴォーとほぼ近い意味だ。Hourigeというドイツ語は「今年の」という意味。同じ語で、ウィーン近郊のグリンツィングなどに酒場としてホイリゲと称するものがあるが、これはその昔、ウィーン近郊の葡萄農家が醸造したワインの今年の新酒に限り、客に飲ませて酒場として営業しても良いという勅許を神聖ローマ帝国皇帝より受け、それが年を経て定着したものだ。
かーたんと三茶で待ち合わせて、渋谷~副都心線・新宿三丁目で会場へ。
2時のオープンにつき若干早い到着。新宿5丁目のビルの5階のテラスが会場。このホイリゲ・パーティーはある女性実業家が主催して、オカブの知り合いのオーストリアワインを販売している人がワインを提供したもの。数名の先客がいる。オープンキッチンで料理を担当するのは、『ジョエル・ロブション』出身のシェフ。
豚の背脂とスグリのアミューズから始まって、ノルウェー・サーモンのサラダ、アボガドとセップ茸のサラダ、ローストビーフ、 オマールのパスタ、バーベキュー・チキン、チーズ、デザートにチョコレート・ラスクって贅沢すぎでしょ?しかも料理の付け合せにはオカブの大好きな香草がたっぷり。
おしゃべりも、ニューヨーク、パリ、ロンドン、イタリアのことから、占い、ビジネスの情報交換と盛りだくさん。 楽しい出席者と本当に楽しい時を過ごすことが出来た。
ワインに酔いお腹も一杯になって、5時過ぎに会場を後にする。お土産に買った今年のホイリゲと葡萄ジュースをもって。歩いて新宿に出て小田急線で下北沢からご帰館。
初冬や佳き酒を酌み夜の巷 素閑