昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

「七五三」

2010-11-07 20:10:00 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、教会で「七五三」が行われた。なぜ、括弧つきかというと、もちろん神社で行われる七五三と教会で催される「七五三」とは趣も体裁も異なるからである。教会の「七五三」はそもそも名称が違う。われわれの教会では「こども祝福式」と呼んでいる。こどもを祝福するわけだから、年齢も3歳、5歳、7歳には限らない。子供全部が対象である。また教会は附属幼稚園を持つから、その幼稚園児も広く招いて行われる。また「こども祝福式」はキリスト教式(プロテスタント)の礼拝でもある。賛美歌の斉唱もあるし、牧師の説教もある。これは、幼児、特に幼稚園児を父兄やその祖父母が神道の神社に連れて行かれるのをキリスト教会が拒んでいるという側面もあるが、オカブはその趣旨には賛同しない。信教の自由の社会である。神道式の七五三を行いたければ、たとえキリスト教会附属の幼稚園児でも神社に行って、バサッ、バサッとやってもらえばいいと思っている。しかし、こちらはこちらで、心をこめて子供の健やかな成長を願って式を執り行う。こども祝福式は午後2時から行われた。30人ほどの子供が父兄と共にいらしただろうか?オカブは教会学校の副校長でもあり、幼稚園の理事でもあるので、「千歳飴?」(千歳飴風の袋に詰まったお菓子)を渡す役。礼拝中での感謝の祈祷の役も割り当てられた。かーたんはオルガニストとして奉仕。教会でやる「七五三」もいいものだ。ただ今日もどっと疲れた。

   妻の手で冬物出せり七五三     素閑


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