ポチの女房

専業主婦のつぶやき

おちょやん 第20回

2020-12-25 23:02:32 | おちょやん
一平が千代に、「笑かすだけが、喜劇と違う。おおきに。」
千代が一平に、「お礼言わなあかんのは、こっちや。楽しかった。なんでやろな。」

年季明けの千代が、欲しいものは、「ごはんを一緒に食べること」でした。
千代は、一家そろって、ごはん食べたことないのでした。
なんて欲のない欲しいものなのでしょうか。
ハナは千代に、「あんた役者になり。」と言われます。

借金取りとテルヲが岡安に、千代を迎えに来ます。
ここからの逃げる物語が、良くできていました。
痛快でした。
岡安の皆に愛されていた千代だからこそ、岡安の皆が助けてくれました。
千代が、みつえと抱き合うシーンにも、ジーンときました。
千代を助けてくれたのは、岡安の皆の他に乞食たちが、いました。
千代が、今まで、乞食たちを助けていたからです。
シズは、千代に、「これからは、自分のために生きますのや。生きてええのや。これは旅立ちだす。しんどかったら、いつでも帰っておいで。」
テルヲが、そっと見守る姿があり、最悪よりましな父親かなとも思いました。

シズは、借金取りたちに、200円を渡します。
道頓堀を守りたい人たちからの寄付です。

◎本日のええとこ
いっぱいありすぎでしたが。
シズが、「ここは、芝居の町でっせ。」と言って、皆が笑顔になったところが、感動的でした。

千代は、道頓堀をあとにしました。

※次週への期待度○○○○○○○○○(9点)
今週は、本当に面白かったです。予想外の展開もあり、楽しかったです。

おちょやん 第19回(12/24)

2020-12-25 22:50:29 | おちょやん
みつえは、千代に、どんなところへ奉公に出されるのか知っているのかと詰め寄ります。
千代に、「どないしたらええ?」と言われてしまいます。
でも、きっと、千代は、みつえの気持ちが嬉しかったに違いありません。

奉公人たちがお金を集めて、シズのところへ。
シズは、「こないなことしても、千代のためには、なれしまへん。」と、キッパリ。

天海一座の公演半ばで千秋楽。
千之助逃亡。どうなる天海一座。
女中役の役者(漆原要二郎という役名らしい。)が、ぎっくり腰になります。
代役は、なんと千代。ほんまもんの女中ですから。
舞台にあがると、手が震える千代。
でも、「熱いんか寒いんかどっちだす。」なんて、アドリブ、凄いです。

◎本日のええとこ
千代が舞台の上で、「うちは、どこにも行きとうない。ずっとここにいてたい。岡安にいてたいんや。」と本音が言えたところ。
サッと舞台を去って行くのも、良かったです。

千秋楽の舞台挨拶、一平は、「また必ずここに戻ってまいります。必ず。」
千代の表情が、また、良いです。
杉咲さんの演技力でしょう。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)
劇中劇が、良くできていました。