「苦い盃」
元久元年12月10日
後鳥羽上皇の従妹、千世が、鎌倉に到着。
りくは、政範を失ったことにショックをうけ元気がありません。
畠山重保から義時へ。
平賀朝雅が、政範を殺そうと画策したことを知らせます。
政範に毒をもったというものです。
りくは、逆に、畠山の策略と曲解。
りくは、時政に、「政範の仇をとって下さいまし。」
りくのためなら、あんなに変われるものでしょうか。逆に痛々しいです。
息子が疑われて、心乱れる畠山重忠。
時政が武蔵国を狙っていることも、不信感に。
戦支度をすると言います。
実朝は、和田義盛のところへ。
「ここに来ると心が落ち着く。」
御所に向かっていく時政。
実朝に、花押を願い出ます。
酒を酌み交わす義時と畠山重忠。
これが、副題の「苦い盃」ですね。
戦にしたくない義時。
畠山重忠は、義時の立場を踏まえて、戦う覚悟。
悲しいですね。
忠義をつくしてきた畠山重忠なのに、時政のわけわからない言いかがりで、ピンチに。
しかも、時政にとっては、娘婿のはず。娘に対する想いとかないのでしょうか。
次回は、畠山重忠の反乱でしょう。
また、一族がいなくなります。
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