観に行きました。
公開直後にしては、狭い部屋での上映。
お客さんは、20人ぐらいだったでしょうか。
最初から最後まで、喋り続けるおばあちゃん二人組には、辟易しました。
今時は、若い人よりお年寄りの方が、社会性がないように思います。
ネタバレを含む感想を書きます。
感動的な映画でした。
ファンタジーともいえるのですが。
すべてが、縁でつながっているという映画です。
ドラマ『義母と娘のブルース』を思い出しました。
「奇跡は、わりとよく起こる」と良一が、言ってました。
そう、世の中には、不思議なことが起きるものです。
観た後、ホンワカしました。
主人公は、ウエディングプランナーをしている梓。
親友の叶海を事故で失います。
その後、亡くなったとわかっていても、LINEを送り続ける梓。
そのLINEをみて、返すようになる叶海母。
梓の気持ちもわかるし、叶海母の気持ちも、わかって。
題名にもなっている、「アイミタガイ」という言葉も、素敵だなと思いました。梓祖母が言った言葉です。
叶海が行っていた養護施設への支援も、いい話で、叶海の保険金を寄付する両親も、いい人過ぎると思いました。
一番泣いたのは、叶海両親が、養護施設のトイレに張ってあった写真を見ているシーンです。思わず、母の気持ちになりました。我が子を亡くすということが、どれだけ辛いことかと想いを巡らせました。
梓が、両親の離婚によって、結婚に踏み出せずにいるというのも、あるあるなのかなあと思いました。自分は、両親が、けんかもよくしたけど、仲良くて良かったと思いました。親の離婚が、子供に与える影響は、大きいと思います。
梓の恋人・澄人も、これまたいい人で。不器用だけど、ホントにいい人。中村蒼さんが演じていて、ぴったりだと思いました。
こみちの話も、良かったです。93歳でピアノが弾けるなんて。演じているのが草笛光子さん、相変わらずお元気で、観ている方も元気がもらえます。草笛さんは、御年91歳だそうです。91歳で台詞を覚えるというだけで、凄いと思います。
最後は、ハッピーエンドで、良かったです。
梓と澄人、良い夫婦になれると思います。
全編を通して思ったのは、黒木華さんの演技力。
雰囲気があって、主人公になりきってました。恐るべしです。
現在、大河ドラマで、道長の妻役ですが、それはそれで、はまっているのです。
また、観たいなあと思った映画です。
映画の評価 85点
しばらく、世界に浸ります。
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