しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「半落ち」 横山秀夫  

2007年03月02日 | 読書
W県警本部教養課次席の梶聡一郎警部が妻を殺したと自首してくる。 アルツハイマー病で苦しむ妻が、息子の命日を忘れた事から殺してくれと頼まれ、首を絞めたという。 しかし、梶が自首したのは、妻を殺した3日後だった。 2日間、なにをしていたのか梶は語ろうとしなかった。 犯行をすべて認めて話すことを「完落ち」、何か隠しすべてを語らないことを「半落ち」という。 6章からなり、それぞれ違う人物が「梶聡一郎 . . . 本文を読む
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